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IEE:サブタイプ

IEEサブタイプの特徴

Ne-IEE

Description by V. Meged &Ovcharov

サブタイプNeは、やや浮世離れしており、内向きに集中していると同時に、散漫な人物の印象を与える。予想外に極端な行動を取る傾向がある。内気さと無気力は突如として感情的な高揚感、決断力、および活動に置き換わり、顔に浮かぶ憂鬱な表情は閃きと喜びに変わる。思慮深いと同時に衝動的、楽観的かつ抑制的、臆病であり精力的など、非常に多様な印象を他者に与える。内面に一貫性がなく、脆弱で、容易に気分を害すが、陽気な仮面の下に問題を隠す。誰にでも友好的に接し、どんな人も理解して、笑顔で賛意を示すように努める。思いやりがあり、柔和で、機知に富んでおり、信頼を得る素質がある。他者の問題に進んで介入し、困難な立場を脱する方法を見つけ、有益な助言を提供しようとする。自身の見解を感情的に擁護する。対立相手に心理的な圧力をかけることがある。動きは衝動的で、上手く調整されておらず、やや角ばっている。歩行は速く、少し無骨である。顎は尖っていることが多い。視線は注意深く物問いたげであるか、驚きや洞察に満ちて鋭い。

非常に知覚的。人々の隠された動機に対して、優れた感覚を持つ。特に人の欠点を鋭く捉えるが、誰かを傷つけない為に、それを表に出さないようにする。このタイプに取り繕うことは無意味である。虚偽や偽善を嫌う。人間の様々な弱さに寛容。友好的で敏感に反応し、人々に共感して、困難な人生の状況に助言することを好む。問題に対する多様な解決策を常に認識し、最も希望のない場合でさえ、解決方法や打開策を提案する。説得の才能を持ち、絶望した人々を高揚させて、困難を克服するように鼓舞する。

人々の能力を識別する。才能と並外れた個性に引き寄せられる。新しい経験と印象を好む。独自性と神秘性に興味を持つ。好奇心が強く、読書家で、内省する。創造的な性格。あらゆる対象を分析し、様々な現象の本質を理解しようとする。自分の能力に対して用途を見つけられない場合、退屈を感じる。型にはまった行動は、活力の低下を招く。心から楽しめる職業を見つけるまで、定期的に仕事や趣味を変えたり、新しいことを試す傾向がある。常に実験を重ね、作品の新しい方向性やアプローチを模索する。創造的な意味において、自身にも他者にも非常に厳しい。常に欠陥や誤りを見つけることができるため、実行されたことに完全に満足することはない。どんなアイデアにも触発されて、活発な支援者になる。時間と労力を惜しまず、アイデアを持続的に促進、発展させる。

問題を解決するために、総体的かつ包括的な手法を取る。困難を恐れず、逆に惹きつけられる。ある物事を始める場合、それに何らかの形で関連している全てのものを認識する。これに関連して、最も重要な側面を選択し、あらゆる副次的な側面を脇に押しやる必要がある場合に、困難を経験する。業務と家事に関する負荷を、一度に清算しようとする。その結果、過剰な労働を抱え込み、自分の能力への信頼を失う。そのような場合、長い休息を要し、注意を他の何かに集中させなければならない。その後、熱意を新たに仕事に戻り、業務を完了する。厳しい勤務予定に支配されること、または誰かに活動を厳重に管理されることに、我慢できない。自分の予定に従って自由に生き、個性を保つことができる独立性を有すことを好む。

プロジェクトの遂行を証明し、他の人々にも興味を持たせる。成功への信念は、最も絶望的な場合でさえ、周りに伝播されていく一方、最も頑固な懐疑論者の自信さえ、熱意で揺さぶることができる。信念を情熱的に守る。自分の正しさを確信している場合、どんな権威をも無視して、他者に強い感情的な圧力をかける。対抗者の弱点に素早く気づき、容易に相手を苦境に追いやることができる。しかし、議論にはすぐに退屈する。志を同じくする人々とのコミュニケーションを好むため、同様の見解を持ち、互いに共鳴する人々の社会集団を、自分の周りに作る。

先を見通す能力があり、将来の発展および、情勢と関係の見通しに対して優れた感覚を持つ。事前に危険を察知し、それを取り除くために対策を講じる。予言が頻繁に実現するので、先見の明によって周囲の人々を驚かせる。多くの選択肢と解決手段を有すため、指導力を発揮することが難しい。自分自身、特に意志に関する資質に自信がない。自らの散漫さと無秩序、そして不活性な性格に苦しむ。物質的および経済的利益を防衛する方法がわからない。しかし、極端な状況においては、決定的で、断固としており、冷静かつ鋭敏に、即座に方向を定め、勇気と機知を示す。

無礼、残酷さ、不正に敏感に反応する。怒りを爆発させ、激昂することがある。言葉や行動を常に制御するわけではない。特に自分が間違っていると感じた場合、落ち着いて状況を修正しようとする。それ以外の場合、妥協することはない。非常に感受性が強く、傷つきやすい。長い間、ストレス状態から抜け出すことができない。何年も経った後でさえ、これまでに乗り越えてきたことや、経験してきたことを細部まで思い出す。人に失望すると、自身の人生から相手を永遠に消し去る。些細なことでは報復しない。愛と尊敬を捧げる人々をどこまでも許すことができる。

人々を失望させないように、責任を負い、義務を順守しようとする。すぐに気が散るせいで約束を守らないことがある。約束を果たせると確信していなければ、確約することを好まない。時には期待される以上のことを行う。借りを作ること、助けを請わなければならないこと、出しゃばったり利害関係を露にすることを嫌う。外見、生活空間、そして職場を適切に保つように努めるが、これは多大な努力によってのみ実現する。日常の家事には疎く受動的で、家財に対しては控え目で多くを求めないが、魅力的で、時には贅沢にさえ見えるように努力する。自分自身に気を配る方法がわからないが、個人的および肉体的な快適性を大いに必要とする。過密状態、人混み、およびそれによって美観が損なわれることを許容できない。

Description by V. Gulenko

極めて社交的、気まぐれ、機動性のある人物。多大なる落ち着きのなさと気分の変調を特徴とし、色々なことに着手する。非常に創造的な人物だが、時に散漫で、規律に欠ける。上司への不満を吐き出すことがあり、従属関係を考慮しない。外見上は、多くの場合、完全な丸みを帯びている。衣服は顕示的で、色鮮やか、派手でさえある。

Fi-IEE

Description by V. Meged & A. Ovcharov

サブタイプFiは審美眼があり、せっかちで、やや金遣いが荒い。行動や発言は予測困難である。周りの人々を驚かせたり楽しませることを好み、重要でない出来事でさえ大きな感動として示す。多くの場合、心からの友になる。自信家で、優れたユーモアのセンスを持ち、独立的かつ、独創的で、非常に衝動的。感情を隠さない幼い子供に似た、ある種の誠実性と自発性を特​​徴とする。見知らぬ人々とのコミュニケーションのためにさえ、親しみやすく家庭的な環境を作り出すことができる。すぐに賛辞を与え、周りの人々への称賛を表明する。楽観的で愛想がいい。魅力的かつ魅惑的だが、発言や行動が直接的かつ性急に過ぎる。これにより、ご都合主義だったり芝居がかったような印象を受ける。時に断定的で強引な場合もあり、定期的に集中する。瞬きせず、注意深く相手を真っ直ぐに見る。動きは鋭く決定的。歩行は多少角張っているが、迅速で方向性があり、確固としている。多くの場合、やや丸みを帯びた顔をしている。趣味良く独創的に装い、他の人々に感銘を与え、好意を受けることを望む。

ひたむきで、目的志向、意欲的、活動的かつ機動性がある。問題を解決する際に賢明、独創的で、機知に富む。何が起ころうとも幸運を信じている。エネルギー、楽観主義、そして激務により、大抵は目標を達成する。大きな障害を克服することができる。事前に何かを準備することは難しく、即時の即興を好む。絶望的に思える状況でも、土壇場になって信じ難いことさえ実行する。いかなる状況でも自分を見失わない。自信がない場合でも、勇気と決意を示し、対立相手の心理的な敵意を和らげることができる。

感情豊か、社交的かつ、親しみやすい。個々人へのアプローチを見つける術を心得ている。振る舞いにおいて、やや愛情深い。人々の気分や精神を高揚させ、楽しませたいという真正な望みによって、容易に褒め言葉を与える。皆を励まし、成功への自信を植え付けようとする。魅力的で外交的。欠点や弱点については、気分を害さないように冗談めかして口にする。自身の難点と問題についてユーモアをまじえて話すため、呑気、軽薄で順風満帆な人物と見なされることがある。全員と良好な関係を維持することを望むため、不必要な交流で自身に負担をかけることがある。慣例や偏見を受容しない。生来、信じやすい。会話では、秘密主義を臆病や不安の兆候と見なし、多弁に過ぎることがある。

注目の的になり、万人に好かれようとする。人を魅了することを好むが、通常は一線を超えることはない。共感の対象にすぐに失望する傾向がある。自身の気分に非常に依存しており、親密な関係に影響を与えることがある。行動は衝動的かつ単純で、時に極端で予測不可能だが、周りの人々にとっては常に興味深い。様々な出来事を認識しようとするため、機会があれば、他の人々を独創的で新しいもので驚かせ、並外れた、印象的で、目覚ましい物事について伝えることができる。十分に発達した想像力を持ち、物語を語る途中で面白い枝葉を付け加え、自分でもそれを信じることがある。時々、現実と想像上の作り話を混同する。

自らの観点や意見を熱心に擁護する。階層や上下関係に反抗する。上位者の前でも臆せず、自身の見解や利益を大胆に守る。感受性が強く、容易に攻撃行動に移る。熱しやすく、抑制がきかず、時に挑戦的でさえある。しかし、気分は容易に変わり、許しを与える。嫉妬せずに、他者の成功を心から喜ぶ。有機的で、自然かつ自由に、のびのびと振舞っているように見える。交流において信頼できる雰囲気を作り出し、緊張した状況を放散する方法を心得ている。

新たな事業に精力的かつ積極的に取り組むが、忍耐力と一貫​​性に欠ける場合がある。落ち着きがなく、正確に細かい作業を行ったり、文書に気を遣うことを嫌う。独立を妨げる厳格な規則を好まない。イベントに遅れることがある。無関係な活動や会話に気を取られると、時間内に業務を完了しないことが多い。交流において、会話のトピックが頻繁に変化し、次から次へと移り変わる。重要な焦点を見失うと、動揺したり落胆する。

気が散りやすい傾向があるため、簡潔、明確な、記憶しやすい形で情報を受け取ることを好む。長々とした説明を必要とせず、話の途中でも全体像を理解する。重要なことは、誠実であり、自分の仕事に責任を持ち、徹底的かつ効率的に働くように努めることである。人々の期待を裏切ることを嫌い、合意したことを遂行できないと非常に動揺する。自身の無責任と格闘し、何らかの形で過ちを償おうとする。仲間内の人々の意見を大切にする。能力、論理、ビジネスの質に疑問を差し挟まれると気分を害す。自己批判的だが、それでも他者に批判されると深く傷つく。

危険な冒険に傾倒し、活力を向上させ、大いに喜んで旅行する。行動において、しばしば注意力に欠け、無謀である。周りの人々の注目と配慮を必要とする。快適さに対して無関心ではないが、常に秩序と組織を維持することはできない。日常生活や家庭の問題に加えて、あらゆる習慣によって、容易に疲労する。倹約的でも経済的でもなく、無頓着で、貪欲の兆候を否定的に捉える。美しいものを好む。気取らず自然体に見えるが、その気になれば優雅かつ独創的に装うことができる。自身の体形を管理する。非現実的な夢想家。人々や人間関係を理想化する傾向がある。調和と完璧を夢見る。これらを現実の生活で見出せないことに苦しむ。

Description by V. Gulenko

他の人々に隠された欲望、性向、愛着を理解する。サブタイプNeとは異なり、心理的に近い距離で取り組むことを好む。助言をすることが好きで、精神分析に引き付けられる。この場合、人々の肯定的な資質の発現を期待する。他人のために立ち上がり、彼らの利益を守ることができるが、自身を守ることには困難を感じる。外見は、やや細身で洗練されていることが多い。肌触りが良い服と柔らかな色調を好む。

出典:http://www.wikisocion.net/en/index.php?title=IEE_subtypes

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トライタイプ

<トライタイプとは> 1995年の調査で、人はひとつだけでなく、好ましい順番で使用される三つのエニアグラムタイプを持つことが示された。これらの各タイプは三つのセンター、ヘッド(567)、ハート(234)、ガッツ(891)に存在する。 三つのタイプのうち、支配的なタイプは自我の優先する防衛戦略を表す。しかし、支配的なタイプの戦略が失敗すると、自我は残り二つのタイプの戦略を順番に利用する。支配的なタイプは常に統制者であるため、最終的に核となる戦略に立ち戻る。 <調査方法> 初期の調査から明らかになったことは、質問票やコーチングの際にクライアントによって使用された語彙パターンが、一貫して三つのタイプを中心に自我の戦略を組織したことである。言い換えると、クライアントは個人的な心理経験をさらけ出す際に、三タイプの言語や語彙を利用した。 クライアントは支配的なタイプだけでなく、他の二タイプの核となる恐怖とも共感した。さらに重要なことに、多くの人々は支配的なタイプとラインやウイングで繋がっていないタイプの語を使用した。殆どの理論家は全ての言動が支配的なタイプ、ウイング、ラインに帰するものと考えていたが、クライアントは各センターにおけるタイプの語彙を何度も使用したため、これはトライタイプの発見において重要な特徴である。 語彙分類は質問票の単語選択を統計的に実証し、各タイプが母語、年齢、性別、教育、国籍や人種を問わず独自の語彙を使用するという仮説を確認するために使用される。さらに、支配的な本能型の言語と同様に、トライタイプを構成する3タイプの語彙を使用することも確認する。このため、タイピングは5つの段階を経る。1)質問票。2)エニアカードを用いたテスト。3)本能型のテスト。4)語彙分類。5)コーチング。 出典: https://www.katherinefauvre.com/tritype/ <ウイングとライン> 調査は人がウイングとライン(エニアグラム図で点同士を結ぶ線)を利用することを示したが、これらのウイングとラインは、個別に使用される戦略に留まらない。何故、メインタイプと関連のない根源的な恐怖、語彙、動機や望みが報告されたのか?トライタイプにウイングタイプや統合・退行ラインに沿ったタイプが含まれると、そのタイプが活用されることが極めて多い。 例えば、トライタイプに3と6を持つ