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ソシオニクスの気質

ソシオニクスの気質

ソシオニクスタイプを気質の観点から説明する試みが行われた。最もよく知られている気質システムでは、16タイプを4つのグループに分類し、外向/内向と合理/非合理の二分法における2つの指標を共有する。

Ij気質:平衡安定、内向、合理、静的
Ip気質:受容適応、内向、非合理、動的
Ej気質:線形主張、外向、合理、動的
Ep気質:柔軟機動、外向、非合理、静的

ソシオニクスの気質は、心理学とは異なる意味を帯びていることに注意する必要がある。ソシオニクスにおける曖昧で抽象的な気質の概念と比較して、心理学における気質はより正確に定義され、より質の高い実証的研究を可能にする。タイプ同士の関係によると、Ej気質はIj気質と最も互換性があり、Ip気質はEp気質と互換性がある。

IJ気質

IJ気質、または平衡安定気質はGulenkoによって識別され、4つの合理・内向型(各クアドラに1つ)が含まれる。LII、LSI、ESI、およびEII。これらの各タイプは静的タイプにも属す。

典型的な特徴:
・落ち着き、バランスがとれており、不活性。
・パニックにならない。
・歩き方は堅苦しくあまり速足ではない。
・受動攻撃的に見えることがある。
・通常、気分は非常に安定している。
・行動よりも反応型。
・長時間の静止状態で身動きする傾向はほとんどない。
IJは静的かつ合理型であるため、現実はほとんど変化しないものであり、実際に変化する場合、ある状態から別の状態に突然「飛躍」するものと見なす。IJは、特にその主導機能を通して見られるように、安定した現実から内部の安定性を引き出す。それにより、自身がささやかな混乱と見なす事態にあっても、物事はおそらく維持されることを確信している。明確な激変にある時期は非常に動揺し、事態が何とかしてすぐに「落ち着く」ことを切望する。

内向型であるため、IJは他の人々との関係を開始することについて冷静で慎重な傾向があり、主に相手が主導権を握ることを期待するが、一度確立された関係は維持しようと努める。

他の気質に対する認識:
EP:EPは信頼できず、その衝動や戦略が予測できない。
EJ:EJは心地よくエネルギッシュで、率先して事態を主導し、バランスが取れて一貫した方法で物事を進めていく。
IP:IPは頼りにならず、イニシアチブを取ることを避け、エネルギーレベルが低すぎる。

エネルギー変換:常にエネルギーを節約し、客観的に必要な活動のために保存しようとする。余分な活動と非生産的な能力の消耗を恐れる。最もエネルギー節約志向で思慮深い気質。抑制され、穏やかに見える。周囲で起こる無意味な事柄から距離を置く。極めて注意深く、通常のパターンと異なることに関わることを嫌う。非常に静的で不活性だが、この上なく安定しており、始めたことは常に終わらせる。急激に変化する極端な状況に適応することはできない。すぐに作業能力を失い、非常に頻繁に病気になる。

推奨されるスポーツ:ヨガ、類似のゆったりしたヒーリングスポーツ、ランニングマラソンなど。

感情と行動:傍目には感情をコントロールするのが得意なので、感情がまったくないように見える。実際は、感情を適切な人々に伝える適切な瞬間を待っている。非常に長期にわたって感情を抱き続けることができ、これがストレスを蓄積させる可能性が最も高い。感情を集積してもそれらを表現しないので、ストレスを感じる場合がある。不意に感情的な爆発を起こすことがある。IJ気質の怒りは非常に恐ろしいものである。何ヶ月も、あるいは何年も侮辱を覚えていることができる。振る舞いは一貫しており、予測がつきやすい。行動は環境の変化に依存せず、自身の厳格な道徳的および実践的規範に従う。その規範と現実の間に矛盾がある場合、苛々して悪感情を溜め込み始める。自身を楽しませ、感情的および身体的にくつろがせる活動を必要とする。

EJ気質

EJ気質、または線形主張気質はGulenkoによって識別され、4つの合理・外向型(各クアドラに1つ)が含まれる。ESE、EIE、LIE、およびLSE。これらの各タイプは動的タイプにも属す。

典型的な特徴:
・積極的。
・落ち着きがない。
・疲れない限りリラックスすることは難しい。
・速足かつ堅苦しく、「断固たる」歩き方。
・日中に激しいエネルギーレベルの変動がほとんどなく、「落ち着いた精力性」。
・長時間の静止状態を強いられると、身動きする傾向がある。
EJは動的かつ合理型であるため、現実は継続的、漸進的、そしてしばしば知覚できない変化にあると見なす。同時に、EJは現実が「どうであるべきか」という自身の見解を持っている。これにより、変化が極端になる前に物事を維持するか、あるべき姿になるように、通常は主導機能を使用して、迅速に行動を起こす傾向がある。

外向型として、EJは関係を確立するか維持するかに関係なく、他者との関係を主導することは自分に依存していると感じる傾向がある。しかし、彼らは必ずしもそれに基づいて行動するとは限らず、時には他の人々がこの役割を担うことを望む。

他の気質に対する認識:
EP:EPは予測がつかず気分屋であるため少し苛々させられるが、何かを行うことに集中すると非常に精力的であり、主導権を取ってくれることは重宝する。
IP:IPは予測不可能で気分が変わりやすく、特にイニシアチブや相互関係を示す必要がある場合、受動的で信頼性が低い。
IJ:IJは堅実で信頼性が高く、安心して当てにできる。通常、行動を起こす際に率先して主導する傾向はない。

エネルギー変換:明らかにエネルギーの消費は著しい。通常、全力で事に当たる。迅速かつ集中的に動く。余力が残っている限り、無謀にもそれを浪費する。すべてのエネルギーを使い果たすと、疲労困憊となる。エネルギーを最大限に使用(それが最大値に近い場合もある)するか全く活動しないかのいずれかであり、中間はない。

推奨されるスポーツ:チームスポーツ、長距離レース、スキー、スケート、自転車、オートスポーツなど。

感情と行動:率直、明確、厳格で詭弁を弄さない。内的な疑念や躊躇はない。鋭敏で容赦がなく、その行動は概ね予測しやすい。無責任な他者、不安定な状況、混沌とした出来事が原因で、しばしば環境の犠牲者になる。

IP気質

IP気質、または受容適応気質はGulenkoによって識別され、4つの非合理・内向型(各クアドラに1つ)が含まれる。IEI、SEI、ILI、およびSLI。これらの各タイプは動的タイプにも属す。

典型的な特徴:
・のんびりしている。
・流れに身を任せる。
・動きは柔軟で、ゆったりしている。
・全く活動することなく、またはほとんどエネルギーを費やさずに長時間を過ごすことを苦にしない。
・長時間の静止状態を維持する必要がある場合、身動きする傾向はほとんどない。
IPは動的かつ非合理型であるため、現実は継続的、漸進的、そしてしばしば知覚されない変化にあると見なす。IPは主導機能を通じて現実を知覚し、これによって安心する。これは物事をあるがままに受け入れ、順応するというくつろいだ傾向に繋がる。

内向型であるため、IPはのんびりして、他者との関係を作ることにやや受動的な傾向がある。

他の気質に対する認識:
EP:EPは予想外に楽しく快活なので、退屈しない。また、他者のエネルギーレベルの変動を当たり前と見なすことができる。
EJ:EJのイニシアチブは強引で押しつけがましく苛々させられる。彼らは自分の活動量を誇るかもしれないが、そのエネルギーの多くが無駄に費やされていることに気付いていない。
IJ:IJは退屈で、安定性に対して懸念を持ちすぎる。

エネルギー変換:エネルギーレベルは極めて不安定。不快感に非常に強く反応するため、許容できない条件を回避したり快適にするためにエネルギーを使用する。稀に活動する時はEP気質に似ているが、活動しない状態ではIJ気質に似ている。世間から隠遁し、他の人々に見えるよりも多くの個人資産を扱う傾向がある。エネルギー交換の調子を常に管理することはできない。作業能力は他の気質よりも低い。必要性を認識している場合、または無視できない重要な状況にある場合のみ、効果的に機能する。一見、侵略者には迎合するが、義務を回避する方法を見つけ出すため、この気質に無理強いすることに意味はない。余分な仕事をすることはできないし、しようともしない。原則として他者の熱意を共有しない。

推奨されるスポーツ:優雅でリズミカルなスポーツ(水泳、自転車)、スプリント(短距離)、ジャンプなど。

感情と行動:他者の感情に非常に敏感。不安定な気分や嵐のような感情に耐えられないため、対立を避け、誤解を解こうとする。状況を変えようとはせず、並外れた巧妙さと柔軟性を示して適応する。リラックスした快適で安全な状況で開花し、善良で社会的な人間になる。周囲に対して良くあろうとし、善意と思いやりをもって行動する。親密な関係にある人々には楽しく鷹揚であり、それ以外には冷淡で距離がある。脆弱な感情と脆い神経を保護するために、気遣いと注意深さをもって扱われる必要がある。

EP気質

EP気質、または柔軟機動気質はGulenkoによって識別され、4つの非合理・外向型(各クアドラに1つ)が含まれる。ILE、SLE、SEE、およびIEE。これらの各タイプは静的タイプにも属す。

典型的な特徴:
・柔軟。
・機動性が高い。
・衝動的で、多くの場合1日に数回、一見して不活動の状態からエネルギーの爆発を起こし、その間はせっかちさを示す。
・歩き方はエネルギッシュだが、「猫のような」足運び。
・楽観的で開放的であることが多い。
・長時間の静止状態を強いられると、身動きする傾向がある。
・簡単かつ自然に人々を楽しませる。
EPは静的かつ非合理型であるため、現実はほとんど変化せず、実際に変化する場合、ある状態から別の状態に急激に「飛躍」するものと認識する。特に主導機能を通して見られるように、EPの個人的嗜好は変化であるため、変化の乏しさに耐えられない。これにより、単なる思いつきから突発的な行動やエネルギーの燃焼を伴った衝動性を見せ、知覚を「動かそう」とする。

外向型として、EPは他者と関係を始めるのは自分次第と感じる傾向があり、特にEPはその役割を極めて自然に感じやすい。

他の気質に対する認識:
EJ:EJは行動的だが、落ち着きがなく神経質で、自発性に欠けるところにやや苛立つ。
IP:IPは主導に心地よく柔軟に対応する。時々、予測できないこともあるが、まさにその理由から退屈することはない。
IJ:IJはあまりにも予測がつきやすく退屈で、衝動的に物事を行おうとしない。

エネルギー変換:外部情報に大きく依存する。エネルギーを使用する必要がない時は落ち着いているが、行動的になる必要がある場合は全力でスイッチを入れる。長期にわたってエネルギーの膨張を高いレベルに保つことは極めて難しい。柔軟でおおらかな気質を得るためには、同時に多くの活動を行う必要がある(例えば、カエサルは同時に読み書き、会話することが可能だった)。

推奨されるスポーツ:ボディビル、レスリング、重量挙げやボクシング、砲丸投げ、ハンマー投げなど。

感情と行動:この気質の主な特徴は、気分および状態の急速な変化である。これがEJとの違いになる。繰り返しや予測可能なものに耐えられない。大抵はリラックスした気分の中で、感情は予期せぬ閃光のように見える。怒りは瞬く間に無関心に変わる。注意すべきは、感情は内面の心理的理由ではなく、外的な変化に依存していることである。行動は決まった規則に従わないため、分析するのは非常に困難となる。それどころか、すべての処理を同時に実行しようとするため、動作は折線に似ている。ある活動を促進し、次の活動を続ける、など(様々な活動を切り替え続ける)。これは、物事を達成することができる唯一の方法であり、他の方法よりもはるかに多くを成し遂げることができる。

気質を判断する方法:

ソシオニクスの気質はエネルギー消費プロセスを説明し、エネルギー消費における変化の量と速度を示すことから、力学量と言える。これが、その人の動きや活動を監視することで気質を決定できる理由である。人がどのように歩き、働き、スポーツをするかを観察する必要がある。

EJ:確固とした足取りで非常に速く歩き、よそ見をしない。他の人々は邪魔にならないように脇にどけ、道を開ける必要がある。特定の周期的な方法でリズミカルに動作するが、動きが速すぎる場合がある。スポーツでは、全力を尽くす。

EP:速足で歩き、障害物を迂回し、歩行軌跡を変え続ける。頻繁に立ち止まって振り返り、周囲に視線を送り続ける。独自の混沌としたパターンで動き、時には熱心に、時にはのろのろと動作を行う。スポーツでは動きの合間に停止し、力を温存することを好む。

IJ:リズミカルに歩き、軌道から逸れず、周囲に無関心。ゆっくりと動き、タスクを完了してから次のタスクを開始する。スポーツでは、エネルギーの消費をできるだけ抑えようとする。心からの熱意や活発さを伴わず、緩慢にスポーツをする。

IP:やや弱々しくのろのろと歩く。障害物を迂回する。用心深く、すべての障害物に注意しようとする。休息状態に戻るために、すべての必要なタスクを手早く終わらせようとする。すぐに疲れる。流麗に動き、非常に頻繁に休憩しようとする。ゆったりとしたリズムの活動を楽しみ、あらゆる重労働を避ける。

人の気質をうまく判断できれば、可能性のあるタイプを4タイプまで絞り込める。ソシオニクスの診断で気質が非常に重要である理由は明らかだ。また、非常に簡単な方法でもある。ソシオニクスの理論的な知識を持ち、観察を行う必要がある。

出典:http://www.wikisocion.net/en/index.php?title=Temperament

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