スキップしてメイン コンテンツに移動

EII:サブタイプ

EIIサブタイプの特徴

Fi-EII


Description by V.Meged and A. Ovcharov

サブタイプFiは、礼儀正しく、控え目で、冷静に見える。通常、コミュニケーションにおいて一定の距離を保ち、時には冷たく、頑なで、無情な印象を与える。しかし、対話の過程で共感が芽生え、支援や手助けへの欲求を示すにつれて、この印象は徐々に消えていく。真面目で穏やかな、他人の幸せを祈る人物。非常に洞察力に富むが、控えめで滅多に自身の見解を共有しない。注意深く、機転が利く。冗談を言うのは苦手で、言いすぎることを恐れる。議論になった場合、意見をすり合わせるよりも静かに立ち去ることを選ぶ。非常に働き者で、細部に注意を払い、忍耐強く、勤勉。暴力と不正を容認しない。自身の信念を一貫して譲らない。快適さを作り出して、手作りの雑貨で家を飾ることができる。手を使って作業する術を知っている。自分の健康と外見に注意を払う。通常、身なりは小綺麗できちんとしている。滅多に笑顔を見せない。目つきは何かを監視しているようである。服装は地味だが趣味が良く、十分な資金がある場合には、洗練された工夫さえする。動きに淀みはないが、ぎこちない部分もある。歩行は早足かつ軽快、やや抑制的で、時にパタパタと音を立てる。背筋を伸ばして座り、会話では滅多に身振りを交えない。

人々の関係に対する関心が極めて高い。価値観を理解し、寛容に振る舞い、人間関係の調和のために妥協する能力がある。どんな人にも役に立ち、敏感に反応し、気配りしようとする。人をあるがままに受け入れる。弱さを許し、無理やり変えようとしない。公正と思いやりの原則を遵守しようとする。他者の信頼を得る素質を持つ。会話相手に辛抱強く耳を傾けることができる。他者の乱れた感情表現に対する理解に精通している。人を宥め、有用なアドバイスを与える。これが無益である場合、人が自ずと落ち着くまで忍耐強く待つ術を心得ている。自身の感情を口に出して確認する必要はない。言葉なくともすべてを理解している。共感と愛情は安定的に持続する。自身と他者の感情的な調和を大切にする。パートナーに完全に満足できない場合、ほとんど騒ぎ立てず関係を整理して別れを告げる。

自身の前に確固とした、連続的かつ永続的に設定した目標を達成し、その過程にある多くの困難を克服する。利益を防衛する場合、権威性と頑固さを示す。極端な状況では、論理的かつ冷静に行動し、本質に注意を集中する。忙しなさや性急さを嫌う。イベントを適切に割り振り、時間内に作業する術を知っており、期限までに全てを完了することができる。未完の仕事を抱えている時に別の仕事が割り当てられると、苛立ちを感じる。他者を失望させないために、前もって準備しようとする。人に負担をかけることを厭う。あらゆる面で徹底して堅実であることを好む。細部にこだわり始めると、疲労困憊する。手先が器用で入念。仕事に情熱を注ぎ、見事な巧みさで実行する。

自分やその利益に無関係なものには、ほとんど関心を示さない。懐疑的な感覚が発達しており、このため行動には一定の不活性がある。本質的に用心深く、疑い深い。経験を親密な人とだけ共有する。自己抑制的に振る舞い、簡潔かつ、人目を引かずに助言する。議論を客観的に理解し、各々の当事者に間違っている点を説明しようとする。失敗を孤独に嘆く。対立や誤解に耐えることは難しいと思う。感情表現は抑制されており、身近な友人たちにのみ見せる。控え目で内気。他者に関して否定的な意見を発することは滅多になく、その人が自ずと責任を感じることを待つ。

美しい外観と家具を観察し、他者に美的な趣味を教え込もうとする。だらしなさに不寛容。不快感や趣味の悪さを嫌う。そのような主題について、他者の助言に熱心に耳を傾ける。自身の仕事の質とそれに費やす時間を評価する力に乏しい。責任感がある。時間を守らない、または良心が欠如した人間を容認しない。多くの場合、心理学者や医師を天職とするか、人道的性質の社会福祉事業を担っている。

Descriprion by Gulenko

控え目で抑制されており、倫理的な信念に触れると、自他を問わず禁欲的で厳格なことがある。興味、意見、信念と無関係なものに率先して参加したり、感情表現したり興味を持たせることはできない。職場では几帳面で、じっくりと進む。話し合い、自己表現して、シンプルでありながら有益で役に立つアドバイスを受けることができる。精神的、宗教的であったり、何らかの倫理システムを遵守している場合がある。傍から見ると、自己への没頭性、禁欲性、内面の緊張が外見に表れている。

Ne-EII


Descriprion by V. Meged and A. Ovcharov

サブタイプNeは、情緒的で、落ち着いており、毅然としている。好意を持つ人々に対して、誠意、善意、および友情を示す。近しい相手には、何かの形で役に立ち有用であろうとする。親しく付き合っている場合のみ、他者を教育、助言、指導しようとする。比喩的で想像力豊かな思考と創造力を持ち、様々なイメージ、シンボル、夢について話し合うことができる。敏感、脆弱、不安定で一貫性がない。これを隠そうと最善を尽くしても、不快感が露わになる傾向がある。時々、会話の中で冗談を言うことを好む。人に不快な発言はしないようにするが、常に自分を抑えられるわけではなく、意見の相違や憤りで爆発することがあり、後でそれを後悔する。真面目で頑固、控え目で存在を希薄に保とうとする。衣服は質素で、古典的なスタイルを忠実に守り、保守的であることが多い。表情や身振りは弱々しい。発話は感情に溢れ、わずかに抑制されている。頻繁に教訓的な調子を帯びる。しばしば不均衡な体つきをしており、体型が崩れ、肥満になりやすい。歩き方は少しぎこちなく、ぐらつくことがある。

様々なテーマや現象の本質を理解しようと努める。強い連想的かつ比喩的な思考力と、先見の明に関する才能を備える。様々なプロジェクトや人々の可能性について、知覚的で洞察力があり、他者の才能や能力を認識している。多くの場合、倫理と哲学の交差領域にある問題に関心を示す。非常に好奇心が強く、読書し、熟考することを愛する。常にあらゆる物事を評価している。単調で日常的な仕事に不満と苛立ちを覚える。自己修養に努める。自身の意見を感情に基づき擁護するが、その意見を事実で裏付けようとする。疑い深く、パートナーの意見の真実性を確信するために十分な証拠を必要とする。

孤独に耐えられず、親密な人々の注目を必要とする。誠実さ、人柄への着目、如才なさを評価​​する。不和や虐待的な行動を非難する。極めて信念が強い。無条件の赦しは、罰されるべき人々を腐敗させると考える。罪を犯したと考える人物を厳しく非難することもあるが、他者との関係を損ない不公平になることを恐れるため、大抵はそうする前に迷いがある。家族を愛し、彼らのために犠牲を払う準備がある。幼い子供が好き。ただし、教育を目的とする場合、厳格で妥協を許さないこともある。時には厳しい手段や罰則を主張する。

感受性が強く感情に敏感。行動によって貢献できる場合にのみ、本当に自身に満足を感じる。寛大で利他的であることによって、人々の為に様々なサービスを提供したり、プレゼントを贈ったりして、他者を喜ばせようとする。時間と努力を惜しまず人々を助ける一方で、自分自身を顧みないことがある。裏切りや背信を許さない。そのような場合、取り返しがつかないまでに関係を追い込む可能性がある。簡単に腹を立てる。意志的で強引な資質の欠如を、苦痛をもって敏感に認識する。

時間通りに完了しない多くのタスクを引き受けるため、不快だったり面白くない作業を先延ばしにすることがある。実務的な活動で有能になる願望を持つと、問題の客観的な側面に関心を示す。その場合、手続きや規制について積極的に学ぶ。自身の能力の適切な用途を見出せば、幸福になることができる。

確固たる信念を持つ理想主義者であり、過激主義者。趣味、信念、情熱においてパートナーと理想的な調和を達成することを夢見ており、これが実現できず意見の相違が生じると動揺する。何でも重く受け止める傾向があるため、些細な出来事で不安や動揺を感じる。疑り深い傾向があり、やや優柔不断で不安定。心配や疑念を払拭し、仕事と行動の評価を提供して、不必要な仕事や人間の防波堤となり、気分を改善できる楽観指向のパートナーを必要とする。他者に対する責任感が強い。自身への要求が高い。個人的な経験から他者を教育する。人の価値観を他の人々に配慮させようとする。オカルトや宗教に興味を持ち、様々な占いの技術と教えに関する解釈を独学する。

外観は質素であることが多く、目立たないように装う。小綺麗できちんとして見えるように試みるが、外見に配慮することに努力と時間を費やすことには負担を感じる。多くの場合、宝飾品にはあまり関心がない。自分の容姿を批判的に評価する。この話題に関する否定的な発言には、深く傷つく可能性がある。人前での賛辞を、混乱と不信感をもって受け取る。病気になり、他者に依存することへの恐れから、生活スタイルを改善しようとする。

Description by Gulenko

人々の感情を上手く捉える。誰が自分に似た見解や意見を持っていて、誰が持っていないのかをすぐに感じ取る。少数の気の合う人々と時間を過ごし、芸術と人間科学の新奇性について議論する。頻繁に自信を失い、散漫に見える。福祉的、人道的活動に引き寄せられるが、サービス業にも従事することができる。医療や教育の分野で首尾よく自己実現する。紛争を仲裁し、緊張した状況を緩和することができる。会話や家庭では楽しい雰囲気を作る。趣味よく、しばしば流行に沿った装いをする。

出典:EII subtypes

コメント

このブログの人気の投稿

MBTI:タイプの関係

日本では何故かソシオニクスしかタイプの関係を扱っていないことになっている(?)が、MBTIでもタイプの関係については言及されている。「タイプの関係(相性)」は誰でも思いつくテーマなので当然だが、MBTIの関係論については、あまり有名ではない。理論的にはそこまで緻密なものではないが、参考までに紹介する(メインで取り上げるカーシーについては この記事 を参照)。 初期のカーシーは、真逆のタイプ同士の相性が最も優れていると考えていた。人は自分にないものに惹かれる。つまり、INTPとESFJが互いに惹きつけ合う。ただ、その後の観察から、カーシーは考えを変えたらしい。多くの結婚生活を観察した結果、SJとSP、NFとNTの組み合わせが最も多いことがわかった。どちらの組み合わせも、コミュニケーションの好みは一致している一方、目標を達成する手段は異なる。例えば、SJとSPは共に具体的な対象について話すことを好むが、SJは協調して行動するのに対し、SPは実利を重視して行動する。逆の組み合わせ(SJとNF、SPとNT)では、この関係性は成立しない。このため、SとNの違いが重要とされる。 実はタイプの関係については、マイヤーズも言及している。375組の夫婦を調査したところ、夫婦の77%は二つ以上の指標が一致していた。特にSN指標が一致していることが、タイプを問わず重要だという。マイヤーズは異なるタイプ間の違いを理解するためにMBTIを作ったが、実際は自分に近いタイプを好むらしい。ユングによれば、人のシャドウによる行動は、その人物の行動と見なすべきではない。シャドウを額面通りに受け取らないことが、結婚生活を上手く送る秘訣になる。 話をカーシーに戻すと、彼の理論ではSN以外の指標が逆のカップルに、最も互換性がある。つまり、 ESTP x ISFJ 、 ESFP x I STJ 、 ESFJ x I STP 、 ESTJ x ISFP 、 ENTP x INFJ 、 ENFP x INTJ 、 ENFJ x INTP 、 ENTJ x INFP がベストカップルになる。以下に各々の気質ごとの関係性をまとめた。 <SP:職人> SPは異性と真剣な関係になりにくい。衝動的に人々に惹きつけられ、新たな関係を結ぶ。他の気質よりも外見に気を遣い、性的な経験にも積極的である。抽象的な刺激には心を動かさない...

エニアグラムの情報代謝

最初のステップ:「I Know」、自我または情報レベル。「I Must」、超自我または社会的レベルに移動する。 ここで意識的なエネルギーは、興奮の円を描くように情報代謝に適用される。これはバイタルブロックで抑制されたエネルギーの反時計回りの動きに対応する。これは回帰のプロセスであり、プロセスの最終段階における決定的な解決のための段取りである。 ステージ1:位置エネルギーの時間(ポイント0)。これは、生来の生物学的プログラミングに対応し、種と自己保存の2つの生物学的法則に依存している。これは表層で発生する外部段階である。ステップ1:主導機能、運動エネルギーと思考の動きの具体化。「What」(ポイント1)。これは生体細胞の活動を管理する核など、自分自身の活動全体を管理するコントロールセンターである。 ステップ2:ポイント2に到達するには、ポイント4を先読みする必要がある。ポイント4は、主導機能の評価または制限機能であり、2番目の機能の「方法」に到達する前に考慮する必要がある「必需品」である。これらは自己同一性の意味で考慮される境界であり、自分の限界を区別し、他者や外界から自身を差別化するための手段として見なされる。これにより、プロセスへの個人的な関与が始まる。 ステップ3:「What」と「I Must」が完了したので、「How」の時間である(ポイント3もここで暗黙的に示され、「Who」または「Seeker」を提供する)。主導機能によって提供される情報は、Polrによって修正され、自我の情報出力段階に進む。位置エネルギーが運動エネルギーに変換され、自我が超自我によって修正されて、ポイント2からポイント3に移動するように人間が社会に参加すると、エネルギーが円の周りを流れ始める。 ステージ2:ポイント3における運動エネルギー(PからK)の変換。「I Know」から「I  Must」への変換。自我は社会での役割を発達させるにつれて、超自我によって抑制される。軌道が三角形のポイント6に向けられているため、最初のショックポイントがここで発生する。これはエニアグラムの最下点、またはメソテリック・ステージとしても知られる4、5、および6の問題点に近づく、不安定な期間に対応する。ステップ4:エニアグラムの統合・退行ラインに沿ってポイント2からポイント8に移動するか、創造機能から実...

サイコソフィア

<サイコソフィアとは> ソシオニクスに影響を受けた、A. U. アファナシエフによって作成された類型論。人間の精神構造を探求するソシオニクスと異なり、サイコソフィアは人間の内的世界と能力に関する考え、 優先分野 を研究する。 サイコソフィアによれば、人間の実在する全領域は条件付きで4つの側面に分割できる- フィジックス (物質)、 ロジック (知識)、 エモーション (感情、予感)、 ウィル (目的)。 各側面において、人は 意識の態度 を持ち、各々の側面における自身や他者に対する態度(受容または拒絶)を特徴づける。受容は+、拒絶は-によって示される。このため、各側面に対する意識の態度は4つの形態のうちの1つに存在する。 I+You-「私の意見が唯一の真実であり、あなたの意見は存在しない」 I+You+「私が好きなように考える権利を保持するし、あなたの意見も考慮する」 I-You-「私の意見に確信は持てないが、あなたの意見にも疑念を感じる」 I-You+「この点について理解できないので、あなたの意見を全面的に受け入れる」 各側面に対する態度における多様な選択肢を組み合わせることで、サイコソフィアに24のタイプ(PSタイプ)がもたらされる。これらのタイプは4文字略語(構造内における各側面の順列に依存する)と偉人名によって表記される。 サイコソフィアから派生した類型論には、テンポリスティックス、 アマトリカ がある。 機能 ファースト(I+You-) セカンド(I+You+) サード(I-You-) フォース(I-You+) タイプ VLEF(ソクラテス) ウィル ロジック エモーション フィジックス VELF(アフマートヴァ) ウィル エモーション ロジック フィジックス VFEL(トワルドフスキー) ウィル フィジックス エモーション ロジック VFLE(ナポレオン) ウィル フィジックス ロジック エモーション VEFL(トルストイ) ウィル エモーション フィジックス ロジック VLFE(レーニン) ウィル ロジック フィジックス エモーション FLVE(アリスティッポス) フィジックス ロジック ウィル エモーション FVEL(チェーホフ) フィジックス ウィル エモーション ロジック FEVL(デュマ) フィジックス エモーション ウィル ロジック FLEV...