スキップしてメイン コンテンツに移動

タイプ4の性格・本能・心理機能

タイプ4の性格と心理機能

<タイプ4の性格>

囚われ:嫉妬。自分自身を他者と絶えず比較して、自分に欠けていると感じるものに嫉妬するようになることを意味する。感情的な動機と一致する独自性や優位性を認識されることによって、他人からの受容と確認を求め、自分が持っていたら特別になるものを他者が持っていることに劣等感を抱く。彼らは常に他の人々と自分自身を比較して、大衆から自身を区別する個性、スタイル、または何かを有していることを確認する。それらが個性的でない場合、それらは彼らの目に入らない。彼らの心は欠けているものに自動的に固執し、被害者精神に陥る危険性がある。何をしようとも、彼らに失意を引き起こす欠落は常に存在する。

健全な場合、彼らは深い思想家であり、洞察的/感情的に極めて知的、創造的である。1との接続で、彼らは強い道徳を身につけ、不足や不十分を感じても正しいことのために行動するようになり、特別であると見なされるよりもそのために生きるべきであることを認識するため、皮肉なことに、そうでない場合よりもユニークな人物となる。2との接続は、彼らが外界に目を向けることを学び、他者を支援することに価値を置くことを意味する。これは多くの場合、彼らの強い感情的知性を利用することによって、感情的なサポートの形で行われる。

不健全な場合、彼らは自己破壊的になり、ある程度は自虐的に自身の抑鬱を楽しみ、自己満足して、変化よりも頑固に哀れみを求める。1との接続は、自己正当化によって彼らをさらに頑なにし、誰も自分を変える権利がないと信じ込ませる。2との接続によって、彼らは操作的になり、他者からより直接的に受容を求めるようになることを意味する。人々が彼らを認識することを期待して必死に誘惑しようとするが、それにもかかわらず、自虐的に自己憐憫に耽ることを楽しむ。

<タイプ4のサブタイプ>

sp-4「不屈」(カウンタータイプ)

sp-4の苦しみは長期にわたって続く。タイプ4のカウンタータイプとして、sp-4は内面の痛みに対してストイックであり、他の2つのタイプ4ほどそれを他者と共有しない。痛みを許容することを学び、愛を獲得する手段にはしない。sp-4は、羨望の的となる代わりに、他の人々が持っているものと自らに欠けているものを手に入れる為に懸命に働くことで、嫉妬を行動の力に変える。メロドラマよりも自虐性の強いこれらのタイプ4は、自身に対して多くのことを要求し、忍耐への強い欲求を持ち、情熱的に努力する。

so-4「羞恥」

so-4は、他の2つのタイプ4よりも苦痛や羞恥を敏感に感じる。痛みと苦しみの激化を通じて、彼らのニーズを満たすように他者を誘惑する戦略を採用しているので、嫉妬は恥や苦しみへの集中を煽る。彼らは憂鬱な気持ちによって安心感を味わう。また、過剰に嘆き、犠牲者の役割を引き受け、自分の劣等感に焦点を合わせることでも嫉妬は表現される。so-4は、他者と比較して自分が不足していることには気付くが、他の人々と競争することは多くない。

sx-4「競争」

sx-4は、痛みを伴う欠乏感を取り除こうとする無意識の方法として、他の人々を苦しめる。彼らは自分たちの苦しみを否定し、恥じ入るよりも恥知らずであることで、自分たちのニーズを過大に表現し、他者に要求的になることがある。最高を目指して、競争性の表明によって羨望を表現する。彼らは「欲しがり屋の嫉妬」を表現し、無意識のうちに内面の欠乏感から生じる痛みを、他人から必要なものを手に入れられない怒りの感情に変える。

<タイプ4の心理機能>

Se:他の人々にユニークと見なされることを期待して、それが明白になるように自分のアイデンティティを外部化しようとする。他者が提示するイメージや行動を羨む。

Ne:人気が出る前に次のトレンドを作りたい、または曖昧だが上昇途上のトレンドに飛びつきたい。人々が作成するアイデアや、誰かのアイデンティティによって作り出された交友関係を羨む。

Te:通常、彼らが克服することができる状況において、彼らの独自性に加えて、自身のアイデンティティの中心的な部分として達成した挑戦、苦しみ、業績を示す。それにもかかわらず、通常の彼らはこれを公または外部に誇示することを避け、行動で自身を表す。Spになる傾向。

Fe:人々に何らかの影響を与え、自身をユニークにする一連の感情的な価値観を利用する。通常、彼らの個性と共通点があり、内面の痛みに触れる他の人々に永続的な印象を残し、アイデンティティを示すように機能する。SoとSxになる傾向。

Si:現在への深い郷愁を利用し、現在を絶え間なく以前の経験と比較して、欠けているものに気づく。Soになる傾向。

Ni:パターンを見る能力において、独自の洞察力があると見なされることを望んでいる。通常、彼らが認識しているパターンが世界を支配していることを識別し、それらを理解するものとして自身の役割を果たす。

Ti:深い洞察に満ちたものとして認識されることを期待して、他者から自身を区別する欲求を利用して、彼らが提示できる論理的フレームワーク・理解を発展させるプロセスを推進する。これは彼らのアイデンティティの決定的な部分であるため、このフレームワークに重要な感情的な愛着を持っている。ウィング5が重い。

Fi:独自性を持たせるために深く個人的な価値観を開発する。自身の最も深い感情を掘り下げ、彼らが強く評価するイデオロギーを徹底的に処理して、それが自身を特別にすることを期待した上で、周囲を取り巻く感情と共に可能な限り真正な感情をもって提示する。他の人々がそれを認識していないと感じると、嫉妬を覚える。


出典:

Enneagram Cognitive Function Pairing

コメント

このブログの人気の投稿

サイコソフィア

<サイコソフィアとは> ソシオニクスに影響を受けた、A. U. アファナシエフによって作成された類型論。人間の精神構造を探求するソシオニクスと異なり、サイコソフィアは人間の内的世界と能力に関する考え、 優先分野 を研究する。 サイコソフィアによれば、人間の実在する全領域は条件付きで4つの側面に分割できる- フィジックス (物質)、 ロジック (知識)、 エモーション (感情、予感)、 ウィル (目的)。 各側面において、人は 意識の態度 を持ち、各々の側面における自身や他者に対する態度(受容または拒絶)を特徴づける。受容は+、拒絶は-によって示される。このため、各側面に対する意識の態度は4つの形態のうちの1つに存在する。 I+You-「私の意見が唯一の真実であり、あなたの意見は存在しない」 I+You+「私が好きなように考える権利を保持するし、あなたの意見も考慮する」 I-You-「私の意見に確信は持てないが、あなたの意見にも疑念を感じる」 I-You+「この点について理解できないので、あなたの意見を全面的に受け入れる」 各側面に対する態度における多様な選択肢を組み合わせることで、サイコソフィアに24のタイプ(PSタイプ)がもたらされる。これらのタイプは4文字略語(構造内における各側面の順列に依存する)と偉人名によって表記される。 サイコソフィアから派生した類型論には、テンポリスティックス、 アマトリカ がある。 機能 ファースト(I+You-) セカンド(I+You+) サード(I-You-) フォース(I-You+) タイプ VLEF(ソクラテス) ウィル ロジック エモーション フィジックス VELF(アフマートヴァ) ウィル エモーション ロジック フィジックス VFEL(トワルドフスキー) ウィル フィジックス エモーション ロジック VFLE(ナポレオン) ウィル フィジックス ロジック エモーション VEFL(トルストイ) ウィル エモーション フィジックス ロジック VLFE(レーニン) ウィル ロジック フィジックス エモーション FLVE(アリスティッポス) フィジックス ロジック ウィル エモーション FVEL(チェーホフ) フィジックス ウィル エモーション ロジック FEVL(デュマ) フィジックス エモーション ウィル ロジック FLEV...

エニアグラムの情報代謝

最初のステップ:「I Know」、自我または情報レベル。「I Must」、超自我または社会的レベルに移動する。 ここで意識的なエネルギーは、興奮の円を描くように情報代謝に適用される。これはバイタルブロックで抑制されたエネルギーの反時計回りの動きに対応する。これは回帰のプロセスであり、プロセスの最終段階における決定的な解決のための段取りである。 ステージ1:位置エネルギーの時間(ポイント0)。これは、生来の生物学的プログラミングに対応し、種と自己保存の2つの生物学的法則に依存している。これは表層で発生する外部段階である。ステップ1:主導機能、運動エネルギーと思考の動きの具体化。「What」(ポイント1)。これは生体細胞の活動を管理する核など、自分自身の活動全体を管理するコントロールセンターである。 ステップ2:ポイント2に到達するには、ポイント4を先読みする必要がある。ポイント4は、主導機能の評価または制限機能であり、2番目の機能の「方法」に到達する前に考慮する必要がある「必需品」である。これらは自己同一性の意味で考慮される境界であり、自分の限界を区別し、他者や外界から自身を差別化するための手段として見なされる。これにより、プロセスへの個人的な関与が始まる。 ステップ3:「What」と「I Must」が完了したので、「How」の時間である(ポイント3もここで暗黙的に示され、「Who」または「Seeker」を提供する)。主導機能によって提供される情報は、Polrによって修正され、自我の情報出力段階に進む。位置エネルギーが運動エネルギーに変換され、自我が超自我によって修正されて、ポイント2からポイント3に移動するように人間が社会に参加すると、エネルギーが円の周りを流れ始める。 ステージ2:ポイント3における運動エネルギー(PからK)の変換。「I Know」から「I  Must」への変換。自我は社会での役割を発達させるにつれて、超自我によって抑制される。軌道が三角形のポイント6に向けられているため、最初のショックポイントがここで発生する。これはエニアグラムの最下点、またはメソテリック・ステージとしても知られる4、5、および6の問題点に近づく、不安定な期間に対応する。ステップ4:エニアグラムの統合・退行ラインに沿ってポイント2からポイント8に移動するか、創造機能から実...

MBTI:タイプの関係

日本では何故かソシオニクスしかタイプの関係を扱っていないことになっている(?)が、MBTIでもタイプの関係については言及されている。「タイプの関係(相性)」は誰でも思いつくテーマなので当然だが、MBTIの関係論については、あまり有名ではない。理論的にはそこまで緻密なものではないが、参考までに紹介する(メインで取り上げるカーシーについては この記事 を参照)。 初期のカーシーは、真逆のタイプ同士の相性が最も優れていると考えていた。人は自分にないものに惹かれる。つまり、INTPとESFJが互いに惹きつけ合う。ただ、その後の観察から、カーシーは考えを変えたらしい。多くの結婚生活を観察した結果、SJとSP、NFとNTの組み合わせが最も多いことがわかった。どちらの組み合わせも、コミュニケーションの好みは一致している一方、目標を達成する手段は異なる。例えば、SJとSPは共に具体的な対象について話すことを好むが、SJは協調して行動するのに対し、SPは実利を重視して行動する。逆の組み合わせ(SJとNF、SPとNT)では、この関係性は成立しない。このため、SとNの違いが重要とされる。 実はタイプの関係については、マイヤーズも言及している。375組の夫婦を調査したところ、夫婦の77%は二つ以上の指標が一致していた。特にSN指標が一致していることが、タイプを問わず重要だという。マイヤーズは異なるタイプ間の違いを理解するためにMBTIを作ったが、実際は自分に近いタイプを好むらしい。ユングによれば、人のシャドウによる行動は、その人物の行動と見なすべきではない。シャドウを額面通りに受け取らないことが、結婚生活を上手く送る秘訣になる。 話をカーシーに戻すと、彼の理論ではSN以外の指標が逆のカップルに、最も互換性がある。つまり、 ESTP x ISFJ 、 ESFP x I STJ 、 ESFJ x I STP 、 ESTJ x ISFP 、 ENTP x INFJ 、 ENFP x INTJ 、 ENFJ x INTP 、 ENTJ x INFP がベストカップルになる。以下に各々の気質ごとの関係性をまとめた。 <SP:職人> SPは異性と真剣な関係になりにくい。衝動的に人々に惹きつけられ、新たな関係を結ぶ。他の気質よりも外見に気を遣い、性的な経験にも積極的である。抽象的な刺激には心を動かさない...