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FLVE

アリスティッポスは相当に陰鬱な世界観によって区別され、いわゆる「嫌悪を催すような美学」に惹かれることが多い。しばしば社会において灰色の枢機卿に取って代わる。驚くべき野心を抱いているが、同時に自身に注意を向けられることを躊躇する。自分の社会的地位の不可侵性を強く懸念しているので、執念深く、侮辱をほとんど許さない。多くの場合、動きが遅く、低い声で話す。

社会においてFLVEが人気者であることは滅多になく、通常は他の人々にとって不快であり、愛ではなく恐怖を彼らに植え付けようとする。権力を持つように努めるが、それを手にした後で、あらゆる最悪の資質を示す。FLVEは非常に頭が良く先見の明があるため、陰謀家や秘密主義になりがちである。社会において、俗悪であることが多く、皮肉によって人を遠ざける。

アリスティッポスは、近しい人々との関係において配慮によって結ばれたいと渇望している。人々を友人と敵に区別し、疑り深い傾向がある。利他主義者としてFLVEを感動させる人々にのみ開放的であり、コミュニケーションを取る際に、隠された目標は追求されないことを信じる。冗談と娯楽を愛するが、この領域では絶妙な本能を持っておらず、無礼である。知的レベルは高く、皮肉屋で嘲笑的である。

多くの犯罪者や暴君がこのような機能の調整を有していたため、FLVEは最も危険なタイプと呼ばれることが多い。同時に、自身は安全を追求し、野心を持たず競争しようとしない誠実な人々に手を差し伸べる(アリスティッポスは、3Vを所有する全てのタイプと同様に、人生のあらゆる分野で自身に対する優位性を病的に知覚する)。そのような人だけがFLVEへのアプローチを見つけて、自己肯定への莫大な渇きを幸福のために使うことができるだろう。

1. フィジックス(オーナー)

物質的な世界における全ての事柄について、オーナーは自身の好みとニーズによってのみ導かれる。物質界全体は、1Fにとって「私のもの」と「私のものではないもの」に分割される。「私のもの」は全て、完全にオーナーのなすがままになる。他者の物質的ニーズに適応する術を知らない。「自分のものではない」と見なす何かがオーナーの手に渡った場合、単にそれに気付かないことがあり、結果として、それを壊したり台無しにする。それは1Fにとって存在しないも同然であり、いかなる価値も表していない。1Fの所有者は、「他人の」責任を負うことを好まない。適切だと思うように、「彼らの」もの(それらは物質的な世界に関連するあらゆるものを含む-物質的な資源、お金、外見、肉体的な幸福など)を慎重に扱う。「自分の」物質的なオブジェクトの扱い方について、考えを変えるように1Fを説得することはできない。習慣を変えることは殆どなく、自身の理解に従ってのみこれを行い、怠け者や道楽者と呼ばれることがある。他者にできるのは、オーナーの物質的ニーズの実現を妨げないように、その習慣に適応することだけである。

2. ロジック(修辞学者)

2Lの所有者は、論理的繋がりと証明を構築するプロセスを楽しむ。望むことを何でも証明できることを理解しているので、教義的で断定的な意見を面白がる。実際に時々、楽しみのためにそれを行う-まず1つのことを証明し、次に同じ事実に頼って反論する。だからこそ、誰の論理的な信念も取り合わない。論理的に考えて他者の議論に参加することを好み、論争するためだけ、論証と再び戯れる喜びを味わうために、積極的に議論に参加することがある。議論における目標は自身の正当性の証明ではないので、自らの論理的連鎖で身動きできなくなって、議論相手を支援することさえある。彼らの論理的能力を無視し、聞く耳を持たないことだけが、彼らの気分を深刻に害すことができる。

3.ウィル(ブルジョワ)

3Vの代表は、自らの欲望をほとんど認識していない。3Vは「私が欲しいもの」について空想することはあるが、欲求の少なくとも1つでも実現するために、一歩を踏み出すことはない。これを指摘され、矛盾を非難されると、気分を害すかもしれない。同時に、ブルジョワが特徴とするのは、自身の欲望と権利が誰にも考慮されていないという感覚である。そして、これらの「権利」が何であるか、それらの境界がどこにあるか明確な定義を持たないので、そのような矛盾は3Vに多くの苦しみを引き起こす。何らかの形で「侵害された」と感じると、ブルジョワは憤慨し、「正義を求める」ことがある。あるいは、憤慨する権利があるか確信が持てない場合、傍観者として黙って苦しむことになる。このため、ブルジョワは自身の権利と欲求の問題について、周囲の人々の活発な対話を必要とする。彼らの欲望と3Vの欲望を調整する用意があることを絶え間なく示し、それによってこれらの欲求を実現するように促し、そうする権利があるという自信を与える必要がある。本質的に、ブルジョワは相当に柔軟な人物であり、妥協することができる。

4.エモーション(見物人)

見物人にとって、自分自身の感情は殆ど重要ではない。4Eは、自分の感情の「正しさ」も、それ自体が存在する事実も確信していない。しかし、感情的な人々は4Eに惹かれる。見物人は、他者の感情に伝染することがある。皆が笑っていると笑顔になり、誰かが悲しんでいると悲しくなる。同時に、4Eは「自分の感情状態を掘り下げ」て、それに順応しようとする試みに悩まされるかもしれない。見物人にとって、それは不誠実に見えることがある。特にこれらの評価が高位機能に関する自身の意見と上手く嚙み合っている場合、4Eの所有者は感情評価に対して、他者の意見に完全に依存している。時間の経過と共に、4Eは人間関係、道徳性、芸術作品の特性に関する、そのような意見の既製のひな型を作り上げる。それ自体は4Eにとって基本的なものではないため、簡単に変更することができる。

出典:

https://bestsocionics.com/psychosophy/flve/

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