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シンフローとコントラフロー


本能的なスタッキングは、3つの本能的な変異型で構成される階層の組み合わせであり、6つの組み合わせ可能な優先順位に従って配置されている。

sp / sx / so

sp / so / sx

so / sp / sx

so / sx / sp

sx / so / sp

sx / sp / so

3番目は当然の結論であるため、これらは通常、最初の2つの本能のみを示すことによって省略される。例えば、sp / sx / soは単にsp / sxになる。

◊◊◊◊

各スタッキングには固有の色調があり、自己観察(または他者の観察)のためにスタッキングを機能できるようにするには、それぞれの特徴的な調子/色合い/特色を直感的に取り込む為に、ある程度の能力が必要である。

手始めに、以下は各々の名称に関する提案である。これらはタイプの内的感覚を伝える為に、イメージ的な印象としてのみ提示される。

sp / so:測量士
sp / sx:墓堀

so / sx:騎士道主義者
so / sp:司教

sx / sp:錬金術師
sx / so:女性歌手

また、以下のようにも提示できる…

sp / so:農夫、愛国者、実業家
sp / sx:海賊、風俗嬢、呪術フェティシズム

so / sx:「神器」、道化師、市長
so / sp:魔女狩り、移民排斥、文化戦士

sx / sp:巫女、「カッター」(自傷行為者)、タトゥー職人
sx / so:彗星、フラメンコダンサー、流れ星

 ◊◊◊◊

 六道絵

スタッキングと本能は、六道絵、仏教の輪廻(または輪廻転生)の側面と境目なく相関している。

六道絵とは、主にチベット仏教の芸術に見られる、円の形をした輪廻の象徴的な表現である。輪廻は継続的な動きとして解釈される…誕生、生、死、そして苦しみの終わりのないサイクルから、悟りの中で解放される。この永久運動の性質は、タイプの構造とメカニズムを生気づける活力源として、またエニアグラムタイプの概念を継続的に脈動させるフラックスとして、本能の特徴を想起させる。

六道絵は6つのセクションに分かれており、各々が6つの本能的なスタッキングの1つに対応している。

sx / so –天道

so / sp –阿修羅道

so / sx –人道

sp / so –畜生道

sx / sp –餓鬼道

sp / sx –地獄道


別の角度から見ると、スタッキングが二つのグループに配列されて、各グループがもう一方のグループと逆方向に移動していることがわかる。これは、それらの間で基礎となる逆側に主題を推進する力を探すための指標である。非常に簡略化して言えば、人間の相互関係の観点から、それらは次のようになると思われる。

フロー#1(シンフロー):sp / so —> so / sx —> sx / sp:人々/参加/関与に向けて引き付けられる。

フロー#2(コントラフロー):sp / sx —> sx / so —> so / sp:人に対して反発したり、人から離れたりする。

通常は以下の事項が適用される…

a)任意のエニアグラムタイプは、これらの表現を変更・統合し、これらのテーマを大幅に変更する可能性がある。また、個人的な遍歴や現在の心理状態も同様の効果をもたらす。

b)これらのフロー特性の説明は、行動の単純な様式に変換されるものではない。これらの対立方向に関する議論は、これらの流れと各スタッキングが形成される基板である「材料」を、抽象的な性質で取得するためのものである。

これらの方向性を六道絵の連想と統合することで、フロー#1の磁気を帯びた連携は、彼らの地に足の着いた集団主義のテーマが伝えるように…再び他者に向かっていることを理解できる。これは「畜生道」、「人道」そして「餓鬼道」を表す…対照的に、フロー#2が表すのは、非人間的で非現実的な「天道」、「阿修羅道」および「地獄道」である。

フロー#1〜シンフローのスタッキング

sp / so(畜生道)=実際的な協力〜収穫の仕事、野の獣、「豊作」を崇拝する。
so / sx(人道)=多面的/多方向の魅力〜世界の果ての輝かしい祝祭。
sx / sp(餓鬼道)=緊急の団結/「不幸な」帰属〜探索者の永続的に直交する抱擁。

深く人間的で、人類のプロセスに向かって引き寄せられ、関与する。

フロー#2〜コントラフローのスタッキング

sx / so(天道)=文化革命〜魅力的な社会的触媒、強力で新たな創造形態を使用して、大衆文化/芸術/文化時代精神を新しい方向に導く。
so / sp(阿修羅道)=文化戦士〜力による社会の変化、および/または永続的な大義名分、轟き渡る雷鳴の「神の声」、最も高尚な教育者および最高の聖職者。
sp / sx(地獄道)=文化的独我論〜反体制運動の起源、暗部の露出、くすぶる神秘主義、じめじめした地下、冷淡と解離。

外れ値、反社会的、精力的な自律性、化学的な刺激物、流れに逆らう変化の触媒。あるレベルにおいて、人間の状態(自身と他者の状態)を上手く拒絶する。彼ら自身のカルトと生態系の神々の司祭。

要素としての本能の概念化は、スタッキングの様々な特性を明らかにする。

sp =大地/物質
sx =水/火、(高次振動)氷/電気
so=新鮮な空気、風、日光
1つのアプローチは、それらを共通の盲点に分類して2つのグループ化することで、要素に特徴的な化学反応を描き出すことである。

例えば、sx / spsp / sxには、so要素である新鮮な空気と日光が大幅に欠けている。彼らを観察すると、ある種の覆い隠された/隠遁者的で、洞窟の住人のような性質、または何らかの形で死のテーマがある。<空気を奪えば、すぐさま死に至る>。共同財への忘却(so劣位)は、これらのスタッキングの影のある/覆い隠された性質に寄与する—これら2つのスタッキングの人々を、深い「代替」領域に連れ去ることがある社会的不名誉について、無知が蔓延っている。人々を全体像に繋げる明確な役割に定めることを余儀なくされる、soの側面がここでは欠けている。したがって、これら2つのスタッキングの利点は、so劣位ではない人々と行うように、集団の雰囲気が何の気なしに1対1の交流に持ち込まれないため、コミュニケーションがより個人的で、親密かつ緊密になることである。この闇と親和する性質は、精神の泥沼で機能・伝達(比喩的に言えば)し、他の人々の醜く腐敗した暗部や問題に対して、非判断的な態度で長々と付き合う能力に変換することができる。他者の暗い側面が自分自身に波及する可能性さえある。

sx / sp :上昇の死、再生、変態、変身。火刑に処され、新たな元素から、高次の振動に調整された体に生まれ変わる。炎とエクスタシーが上昇する頂点で、他者の中の自己を失う(死ぬ)。燃え盛る炎。

sp / sx :下降の死、クトニオス。死の崩壊と破壊の側面。汚物、病気、劣化、破壊、逆流。典型的には、とりわけ、このスタッキングは腐敗した死体の残骸を、永久に大地に還元し、動植物を肥やして供給する代わりに、湿地の泥、土、軟泥の糧になるために腐敗する運命にある、多くの生命を生み出す。これは地獄…地球の核(sp)に閉じ込められた輝く炎(sx)である。抑圧的効果。燻ぶる火山の性質。噴火した怒りが増大する脅威。

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2つのsp劣位ーsx / soso / sxは、大地の要素を避ける。この要素は、それ自体が相当に腰が重く、平穏な固着性、「古風で頭の固い」性質を持つ。したがって、これと対照的に、2つのsp劣位は蝶のように飛び回るスタッキングであり、大地(土)の要素と自己保存の日常的な懸念に由来する、生真面目さと不機嫌な気分の低調によって回帰するため、特筆すべき煌めきと輝きを展開する。しかし、この根無し草的な性質は両刃の剣である。他の人々にとって、自己保存の周囲に固まる硬化して単調なルーチンの崩壊は、歓迎すべきものである。しかし、これら2つのスタッキングの直接の影響下にある人々には、特定の能力が欠けており、人生の特定領域で前進することに著しい困難がある。実務レベルにおいて永続的な「未熟さ」があり、しっかりとした足場を立てて足下に根を下ろす術に対して無知であったり、何故そうしたいのか疑問に思うため、時に遊牧民のようである。

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So / spsp / soには水と火の要素が少なく、したがって一定の真面目さが特徴であり、幻想的で中毒性のある道を容易に選ぶことはできない。ここには無味乾燥な性質がある。特に自己表出や自他の厄介で個人的な暗部を交換する観点から、親密な基盤に到達することは感情的に困難である。心理的状態をむき出しにすることは、このグループにとって快適なゾーンではなく、反映されることもない。彼らの偏心や特異性を見せびらかす可能性は低く、非現実的な高望みに対してsxが持つ感受性や、興味をそそる人格的欠落に対して自虐的に引き寄せられるのとは対照的に、その目は実用的なリソースや政治的利点、または確立された協力やサポートの連絡網を、捜し回っていることがわかる。これらのスタッキングの人々がドラマや陰謀の真っ只中にいることができない、または彼らが性的魅力に欠けているという意味ではないー実際、伝統的なハリウッドの主演男優はsx劣位であり、過ぎ去った時代の女性を刺激して、乾いた鋼鉄の箱に抱いた謎を解き明かし、男性を巡る炎のような血、涙や情熱の捉えどころのない(sx)滴を探し出すことに挑んだ。言い換えれば、「秘すれば花」ということになる。

sxの最小化は、環境に独自の人格的/個人的な痕跡を残すことに関して、これらのスタッキングにおいて最小化されることと同様である。他者にそのような痕跡を探ることについても、同じことが言える。この同質的な空間から生じる可能性があるのは、地方、または愛国的で民族主義的な傾向である。ここには個人を排した、広範な視点がある。その要素を利用して、故郷(sp-大地)は空気(so)と混ざり合い、これらの人々が属す国家の精神的概念に、大義名分への正義と忠誠の精神、歴史を誇りに思う感覚、社会的テーマを吹き込む。したがって、物理的空間(sp)は、共同保護活動の自然な対象になる。あるいは、ある意味でsx-本能は土地との社会的ロマンスに昇華し、約束の地へ輝かしく変容する疑似宗教的なイメージによって、私たちを手招きしていると言えるかもしれない。

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注意:スタッキングと本能に対して行われた元素の相関関係は、特定のエニアグラムタイプに固有の様々な属性と重複することで、多少の混乱を招く場合がある。例えば、タイプ4は、抽象的には、感情的にウエット、または火に油を注ぐように感情を強める習慣があると言える。これらの側面を元素の観点を通して見ている場合、「好奇心」や麻薬的な刺激に対するsx本能の衝動と取り違えられる可能性がある。したがって、タイプ4においてsx劣位を特定することは容易ではない。また、別タイプのsx優位はタイプ4と誤認される可能性がある。

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