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二分法:静的と動的

静的=Ep, Ij 動的=Ej, Ip 静的: ILE、LII、LSI、SLE、SEE、ESI、EII、IEE ・静的タイプは、現実を一連のエピソード、シーン、写真として見る。静的タイプの意識は、変化の連続的な流れではなく、これらのばらばらな個別状態を知覚することに向けられている。 ・静的タイプが出来事の説明を行う場合、出来事自体を一般化し、それを類似イベントの中にある個別のイベントとして扱う傾向がある(「大抵、私は新年を祝います...」)。 ・通常、静的タイプの話には展開の中心となる主要人物が1人いる。これは話の過程でほとんど変化しない。 ・静的タイプの話では、行動の説明やイベントの流れよりも、状態の説明が優勢である。これに加えて、ある状態から別の状態への移行は連続的なものではなく、ある状態から別の状態へ飛躍する。 語彙:連鎖動詞として「to be」(「~になる」「~に見える」)を頻繁に使用する、法動詞によって非人格的な提案を頻繁に使用する(「しよう」の代わりに「したい」、「できる」、「することが可能だ」)、動詞なしの構文使用。 動的: SEI、ESE、EIE、IEI、ILI、LIE、LSE、SLI ・動的タイプの場合、出来事は連続した繋がりとして見なされ、個別のエピソードに断片化されない。動的タイプの意識は、別個の状態ではなく変化の連続的な流れを知覚することに向けられている。 ・出来事を説明する時、動的タイプは発生した具体的なイベントを一般化せずに説明する傾向がある(「去年の正月、私が行ったのは…」)。発話において、動的タイプは自身が描写している出来事の中心におり、聞き手はそこに「引き込まれる」ような印象を受ける。 ・通常、動的タイプによる話では、全ての登場人物がある時点で主役になり、中心的な役割を担う。この役割は無生物にも与えられる。 ・動的タイプの話では、プロセスの描写が優勢である(既に発生したものではなく、発生中、起こっている、進行中のもの)。 ・語彙:直接的な目的を持たない行動動詞を使用する(「動いた」、「なった」、「させた」、「決心した」、「気分転換した」、「少し泣いた」)。彼らの話には、語り手や他の登場人物の行動、それら全ての相互作用を表現する多くの動詞が使用される。 注記 文章の文法的な構造にアナロジーを引

クアドラと機能の符号

注:これらは+/-の説明であり、機能を完全に説明するものではない。機能はこれより遥かに複雑である。これらはReininの二分法(プロセス/結果)がどのように機能を修正するかについて説明するものであり、考慮すべき15のうちの1つに過ぎない。これらは個人について深く伝達するものではないため、人格を単純化した描写であることを承知すべきである。 アルファ -Fe:負の感情を最小化または回避する。口論、スキャンダル、および感情的な不安定性を引き起こすその他の状況を防ぐ。これは、肯定的な感情的効果を作り出すことよりも重要視される。 -Ti:グローバルな構造論理。体系的な分析は、世界を理解するために彼らが使用する手段である。彼らは、その機能を支配する普遍的な法則に主に興味を持つ。このため、全ての伝統、慣習、制限は棄却される。あらゆるものが分析、再定義、類推に晒される。彼らが追究する主な目標は、包括的で驚異的、かつ特異な世界観の創造である。あらゆる物事において、一貫性、合理性、公平性の意図が、彼らのビジョンに完全に浸透している。 +Si:ポジティブな快適感。ライフスタイルが苦難に満ちている場合、彼らは自身の潜在能力を効果的に実現することができない。活動のスタイルは、リラックス、自由、利便性によって特徴付けられる。活動が展開される外部の環境との関係は、友好的で愉快なものでなければならない。彼らのグループは常に快適で、自宅にいるかのようにリラックスしており、決して乱暴でも風変わりでもない。 +Ne:有望なアイデア。風の要素に帰属すると考えられるこのクアドラでは、未来や、未開拓の未知の可能性について頻繁に語られる。彼らは救い難い夢想家のように見えるかもしれない。それは正しい。彼らは、地平線を越​​えて誰よりも先を見据え、「クレイジー」な理論を提案し、喜んで議論する。ただし、これらの理論の一部は広く認められることになり、提唱者の死後も残る。 ベータ + Fe:ポジティブな感情を最大化する。小規模のパーティーでさえ楽しむ。このクアドラに常に伴う劇的で荒れ狂う感情を背景に、肯定的な反応に値するような些細な出来事は、全て喜びの機会と見なされ、精神を高揚させる。 + Ti:組織的な論理。彼らは、選択されたプロジェクトに対する発達した義務感、市民権、

モデルA:心理機能②

5.暗示機能 暗示機能は双対を求める機能とも呼ばれる。この要素は主導機能の活動を完全に補完、推進するため、この要素には圧倒され難い。この要素が日常生活に存在するほど、その状態に自然と順応する。この種の情報によって気安く楽しみ、その持続的な存在は心を落ち着かせる心理的効果を生み出す。環境でその不足を感じると、それを自分で供給しようとすることがあるが、すぐに疲れ果てる。動員機能とは異なり、他者からの集中的かつ長期的な供給は積極的に受け入れられる(ある程度、個人の二重化の程度に依存する)。 日常生活において、人はこの機能の使用に深く焦点を合わせ、常に現実のこの側面を通して環境から受け取った情報を消化しようとする。それによって主導機能を補完し、個人が自我の探求について深く理解するだけでなく、より満足するためである。 6.動員機能 動員機能は、 活性化機能 および 隠された思惑の機能 とも呼ばれる。この要素への助けは大いに歓迎されるが、一定の度合いを過ぎると過剰なものと見なされる。暗示機能よりもこの機能を使用する方が快適だが、それでも散発的な使用に留まる。この機能を評価していない相手に、不注意にもそれを向けると、手厳しい反応に出会うことになる。相手はそれを幼児性の発露として受け止めているからである(そもそも人はこの要素を真剣に捉えているので、暗示機能を使用する場合よりもずっと、成熟して熟慮された印象を与えるが)。動員機能における本質的なバランスの欠如により、際限なくそれを甘やかしたり、ひどく無視したりすることがある。これは暗示機能をサポートするために最適な機能である。 この要素が過剰に周囲にある場合、退屈するか、それを忌避することさえある。人はそれを良い生活を送るために必要な部分と考えているが、人生の主要な目標ではない。 7.無視機能 無視機能は、監視機能または制限機能とも呼ばれる。 この要素は主導機能の競合像であり、同じ領域に対する正反対のアプローチを表しているため、人はこの要素をほとんど使用しない。これは個人にとって頑固な頭痛の種として、潜在意識に居座る。したがって、人はそれを無視しようとする。無視機能の使用について他者から指導された場合、それを不必要な情報と見なす。なぜなら、その機能の使い方をよく知っているが、より便利な主導機能を好んで、

モデルA:心理機能①

モデルAの心理機能 機能 は、モデルAを構成する8つの要素であり、各情報要素がタイプごとにどのように現れるかを表す。それらは人の行動の全体的なパターンを決定し、人と他者との相互作用に大きな影響を及ぼす。機能は、情報の側面や情報要素とは異なるものである。 機能は、脳の生物的機能としてまだ特定されていない。これらの包括的な行動と相互作用のパターンが神経学的レベルでどのように現れるのか、誰にも確実にわかっていない。機能とは物理的にある場所に配置されているのか、それとも一種の神経網、または脳活動のパターンなのか?これらの疑問への回答は、ソシオニクスをより科学的なものにする上で大きな問題である。 モデルAによると、各タイプには8つの機能があり、それぞれが各情報要素に対応する。この点で、各タイプに4つの要素しか存在しない標準的なMBTIやユング類型と、ソシオニクスは異なる。誰もが同じ情報要素を知覚し、情報要素と機能の間には1対1の対応があるという仮定を考慮すると、この数は本質的に関係構造によって決定される。 1.主導機能 基本、先導、または単に主機能とも呼ばれる 主導機能 は、個人の最も支配的な精神機能である。それは一般的な用語で、その人の最も快適な思考パターン、人生観、心の状態、行動スタイル、そして肯定的な行動誘因(人が選択した場合に最も精力的に追求するもの)を表現する。人々はこれに基づいて絶えず何の気なしに判断、評価、仮定を行うため、主導機能は対人関係のダイナミクスにとって重要である。これらの意見や判断は、特定の本質的価値を描写し、共通のベクトルや一般的なメッセージを共有する。人と親しくやり取りする場合は、交流を密接で互換性のあるものにするために、このメッセージを受け入れなければならない。 一般的に、主導機能は、最も集中的に情報を認識、処理、生成する。人が主導機能で「話す」または「行動する」とき、強固な自信の感覚を伝え、しばしば断定的に、説得力をもって、誇張を用いて話し始める。 主導機能を適切に発達させることは、一般的に個人の成長に不可欠と考えられている。これには、その基本的な価値観と最も自然で自信に満ちた行動スタイルを、周囲の人々によって受け入れられることが必要となる。職業面では、他者に真の価値をもたらす固有の得意分野を開発するため

二分法:合理と非合理

合理型=Lxx、Exx 非合理型=Sxx、Ixx 合理: ESE、LII、EIE、LSI、LIE、ESI、LSE、EII <定義> ・動き、行動、言葉、感情表現は、他者への直接的な反応である。心身の状態は正しい行動と感情によって決まる。 <知覚> ・心身(直観と感覚)の特定状態を生み出す、正しい行動と感情(論理と倫理)に焦点を当てる。 ・状況に対する期待に従って行動する。予測または計画を立て、行動する。 ・コミュニケーションにおいて言葉と話し方に注意を向ける。 ・言葉、行動、感情に対して即時に反応する。 ・安定した信頼性の高いシステムおよび状況に惹かれる。 <生理> ・角度のある、離散的な動き。 ・内部張力(準備姿勢)。 ・顔と体は直線的かつ角ばっている。 ・直線的なバイオリズム、行動、感情、気分。 ・安定した精神状態。 ・構造化された環境で活躍する。 <感情> ・他者の感情、行動、言葉に即座に反応し、感情は鋭くはっきりしている。 ・気分は変わりにくく、一定の状態。 <強み> ・断固として行動し、安定した状況で正しい進路を保つ。 ・物事を整理する。 ・タスクを完了してから別のタスクを開始する。 <弱み> ・規則が急速に変化する状況に置かれた場合、容易に混乱する。 ・多くの場合、タスクが完了した後にリラックスすることが難しい。 <人間関係の態度> ・行動、感情、愛着、関係の決まり事について話し合う。 ・順次的な関係の進展:「私たちはデートしている」、「今、私たちは付き合っている」、「今、私たちは一緒に住んでいる」 ・感情的および身体的な距離は、直線的に近づいたり離れたりする。 非合理: SEI、ILE、IEI、SLE、SEE、ILI、SLI、IEE <定義> ・動き、行動、言葉、および感情表現は、心身の状態(感情、感覚、および気分)によって決まる。他者の行動に直接反応するのではなく、これらの行動によって引き起こされる心と体の状態に反応する。 <知覚> ・特定の行動と感情(論理と倫理)を生み出す、心と体の正しい状態(直観と感覚)に焦点を当てる。 ・現在の心の状態(衝動性)に従って行動する

モデルA:基本

モデルA とは人間の情報処理モデルであり、8つの機能(4つの強い機能と4つの弱い機能)から構成される。このモデルは、Aushra Augustinavichiuteに敬意を表して名付けられた。 モデルAの構造 モデルは、情報代謝の8つの側面で満たされた4つの層、または水平のブロックに分散された8つの精神機能から成立する。このモデルは、ユング類型を発展させたものである。 これは以下の3層から成るフロイトの精神モデルに基づいている:意識(自我、「私」)、前意識(超自我、「良心」)、無意識(イド、「それ」)。フロイトのモデルにおけるイドは、モデルAで2つのブロックに分割される。フロイトの名称を引き継ぐ強力なバイタルブロック(イド)と、弱いバイタルブロック(超イド)である。 モデルA 1、3、5、7:受容機能。2、4、6、8:生成機能 次元の隣の矢印は、機能の符号を示す。 ←は、質疑タイプではプラスを、宣告タイプではマイナスを示す。 →は、宣告タイプではプラスを、質疑タイプではマイナスを示す。 機能             強弱     ブロック       リング 1.主導  2.創造    強い   自我       メンタル 主要      補助    言語  「知っている」 4次元←     3次元→       創造的ブロック 4.脆弱  3.役割    弱い   超自我      メンタル 痛み(PoLR) 規範    非言語 「すべき」 1次元→    2次元←       社会統制のブロック 6.動員  5.暗示    弱い   超イド      バイタル 指示     盲信    言語   「欲しい」 2次元←   1次元→        個人活動のブロック 7.無視  8.実証    強い   イド       バイタル 制限     背景    非言語  「できる」 3次元→   4次元←        個人制御のブロック 不活性    活性          外界とのコミュニケーション モデルAの機能の2元記号 一般的に、8つの機能の各々は、3種類の直交する2特性によって特徴付けられる。 1.強い-弱い。 2.メンタ

二分法:論理と倫理

論理型=Lxx、xLx 倫理型=Exx、xEx 論理: ILE、LII、SLE、LSI、LIE、ILI、LSE、SLI <定義> ・無生物のオブジェクト、論理的な関係、客観的な真実に焦点を当てる精神プロセス(精神機能)。 ・自分を取り巻く論理的な世界の変化(システム、手順、ルール、アクション、言葉の内容、使用されているアルゴリズム)を常に意識的に受け入れ、迅速に対応する。 ・倫理的な世界の変化(人々の気持ちや感情、心理的雰囲気、他者の反応)に対する反応は鈍く遅い。 <知覚> ・主に物質的な要求、非人間的な世界、または任意の環境における「物」の世界に、焦点を当てる。 ・正しい/間違った、論理的/非論理的(つまり、客観的に正しい言葉の意味と行為はどんなものか)という観点で、主に物事を知覚する。 ・コミュニケーションでは、言ったこと/行われたこと、話の内容に集中・検討する。 <生理> ・表情やボディランゲージに乏しい。 <感情> ・外側に表れる感情の幅が狭い。 ・他者に対する感情は安定して長期的。 ・他の論理型と接する時はほとんど無表情だが、倫理型の感情を反映することができる。 <知的資質> ・タスク指向。 ・人を誤解させず、正しい情報を伝達することに焦点を当てる。 ・事実と論拠を使用して他者を説得する。 <強み> ・客観的(非人間)な世界を扱う。 ・他者が提唱する不完全な論理、行動、手順に対抗し、正しい論理と手順を説明する。 ・論理の領域で独立した決定を下す。 ・人の誠実性と行動を評価する。 <能力> ・無生物のオブジェクトとリソースを扱う。 ・技術、機器、メカニズムの操作。 ・手順と指示を作成、理解する。 <規範または経験則> ・感情や気持ちを示すために、他者の倫理規範と経験則を厳密に守ろうとする。 <弱み> ・道徳面。 ・他者の気持ち、感情的な反応、主観的要因に対処せざるを得ない場合、しばしば無力感を感じる。 ・感情的な操作を受けやすく、人の本当の感情や態度を適時に認識しない。 <典型的な不安> ・多くの場合、他人に対して何らかの気持ちを抱き、感情を表明する権利に自信がない。