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二分法:リソースとアイデア

リソース:ET, IF アイデア:EF, IT リソース: SEI、ILE、IEI、SLE、ESI、LIE、EII、LSE ・リソース型の場合、個人リソースは「個人の領域」(つまり、妥協できないもの)に分類され、「個人の境界」によって隔てられるが、アイデアは操作されるオブジェクトである。対応する適切なリソース、または機会によって支援される場合のみ、アイデアに惹きつけられる。 ・リソース型は、他の人々とやり取りしながら、自由に自身の興味を表現する(彼らはイメージを簡単に共有し、意見の相違を表明したり反論を検討して、自身のアイデアを他者に共有・協同する傾向がある)。これらのタイプは、アイデアを「自分のもの」および「他者のもの」として明確に表現する。 ・このタイプは、リソースを巡る対立の際に自衛行動を取るが、アイデアに対する侵害には注意を払わない。誰かがリソースを求めて「個人の領域」に侵入しようとすると、彼らは鋭敏に反応する(この反応は、リソースの「不可侵性」に関連する)。 アイデア: LII、ESE、LSI、EIE、ILI、SEE、SLI、IEE ・アイデア型にとって、リソースは操作できるオブジェクトだが、アイデアは「個人の(「不可侵」)領域」に分類される。アイデアがある場合、彼らは適切なリソースと機会を求める。 ・アイデア型は、他の人々とやり取りしながら、リソースを自由に操作する(彼らはそれらを「共有」および「取引」することができ、意図的にそれらを満たして使い果たす)。自分のリソースと他者のリソースの境界線を敏感に認識する。 ・アイデア型は、自分のアイデアの領域への侵入を防衛するが、同時にリソースへの侵害には注意を払わない。誰かが自身のアイデアをこのタイプに押し付けようと個人の領域に侵入すると、その反応は十分に抑止的で鋭いものになる(このような反応は、他者と自身のアイデアが一致しない場合に起こる)。 注記 この二分法の重要な概念は、「個人の領域」、「リソース」(我々が自由に利用できるもの)、および「個人的な関心」(ここで意味するのは個人的な利益ではなく、興味を持って追究し、個人的な責任と愛着を感じる対象)である。「個人の領域」とは、個人が自分自身の不可欠な部分であると感じ、それを放棄することができず、外部からの押しつけや侵入に対して防

タイプのイメージ

ILE(ドン・キホーテ) 理論、アイデア、インスピレーション、即興、創造的衝動、抽象、科学的仮説、洞察、野心的なプロジェクト、興味深い構想の見通し、未来、新しいトレンド、イノベーション。 知的好奇心、物珍しさ、柔軟性、変化への熱意、革新、発見、発明、研究、創造性、創意工夫、独創的なアイデア、従来にない解決法、全体像を把握する、自発性、迅速な反応。 思考、夢想、想像。 スキーム、分類、論理的パズル、難題。 整頓、生活のシンプルさ、服装と外観の完全なる無視、コミュニケーションの即時性、服従しない、計画しない。 注意散漫、物忘れ、時に選択的。 言論の自由、人権、民主主義、議論。 SEI(デュマ) 楽しい交際、(しばしば身体的な)美しさ、幸福、心の安らぎ、リラクゼーション、美しいもの、喜び、利便性、客人を迎える、楽しい時間を過ごす、食欲をそそる食べ物、良質な衣服と香り、清潔さ、心理的幸福、身体的魅力、自然の美しさ。 外交官、納得させる、説得する、摩擦を解消する、交渉する、妥協する、両方にいい顔をする、中庸を取る。 さぼるのが上手い、厳しい仕事を達成することは困難、ルーチンワークを他のものに変える。 現実的、実用的、良い家族の一員、家族の幸福と繁栄を配慮する、物質的な収入の懸念。 秘密主義、脆弱性、感情豊か、感情的な雰囲気と人間関係への優れた感覚。 頻繁な休息、息抜き、無秩序。 ESE(ユーゴー) 活動、陽気、よく笑う、涙、感情、楽しみ、宴会、子供、家族、楽観。 コミュニケーション、会話、笑い、おいしい食事、友人や家族をもてなす、人生を楽しむ。 旅行、休日、外出、文化イベントに参加・組織、楽しさ、親切、思いやり、強迫観念。 御馳走する、人々を喜ばせるための贈り物、賢く興味深い人々と会う、お金を使う、物静かな人々を「悩ませる」。 騒々しい、大声で話す、おしゃべり、感情的、落ち着きがない、常に思ったことを口に出す。 注目の的になる、皆を楽しませる、主役になる。 美しさ、清潔さ、秩序、物質的な満足。 正義を愛する、すべてが公平で平等であることを好む。 決断力とイニシアチブ、利益を守る能力、迅速な決定を下す能力。 主導権を確保する、粘り強い、厳しい、有無を言わせない。 問題に対する自身の意見と見解を強いると同時に、外交し、紛争

二分法:静的と動的

静的=Ep, Ij 動的=Ej, Ip 静的: ILE、LII、LSI、SLE、SEE、ESI、EII、IEE ・静的タイプは、現実を一連のエピソード、シーン、写真として見る。静的タイプの意識は、変化の連続的な流れではなく、これらのばらばらな個別状態を知覚することに向けられている。 ・静的タイプが出来事の説明を行う場合、出来事自体を一般化し、それを類似イベントの中にある個別のイベントとして扱う傾向がある(「大抵、私は新年を祝います...」)。 ・通常、静的タイプの話には展開の中心となる主要人物が1人いる。これは話の過程でほとんど変化しない。 ・静的タイプの話では、行動の説明やイベントの流れよりも、状態の説明が優勢である。これに加えて、ある状態から別の状態への移行は連続的なものではなく、ある状態から別の状態へ飛躍する。 語彙:連鎖動詞として「to be」(「~になる」「~に見える」)を頻繁に使用する、法動詞によって非人格的な提案を頻繁に使用する(「しよう」の代わりに「したい」、「できる」、「することが可能だ」)、動詞なしの構文使用。 動的: SEI、ESE、EIE、IEI、ILI、LIE、LSE、SLI ・動的タイプの場合、出来事は連続した繋がりとして見なされ、個別のエピソードに断片化されない。動的タイプの意識は、別個の状態ではなく変化の連続的な流れを知覚することに向けられている。 ・出来事を説明する時、動的タイプは発生した具体的なイベントを一般化せずに説明する傾向がある(「去年の正月、私が行ったのは…」)。発話において、動的タイプは自身が描写している出来事の中心におり、聞き手はそこに「引き込まれる」ような印象を受ける。 ・通常、動的タイプによる話では、全ての登場人物がある時点で主役になり、中心的な役割を担う。この役割は無生物にも与えられる。 ・動的タイプの話では、プロセスの描写が優勢である(既に発生したものではなく、発生中、起こっている、進行中のもの)。 ・語彙:直接的な目的を持たない行動動詞を使用する(「動いた」、「なった」、「させた」、「決心した」、「気分転換した」、「少し泣いた」)。彼らの話には、語り手や他の登場人物の行動、それら全ての相互作用を表現する多くの動詞が使用される。 注記 文章の文法的な構造にアナロジーを引

クアドラと機能の符号

注:これらは+/-の説明であり、機能を完全に説明するものではない。機能はこれより遥かに複雑である。これらはReininの二分法(プロセス/結果)がどのように機能を修正するかについて説明するものであり、考慮すべき15のうちの1つに過ぎない。これらは個人について深く伝達するものではないため、人格を単純化した描写であることを承知すべきである。 アルファ -Fe:負の感情を最小化または回避する。口論、スキャンダル、および感情的な不安定性を引き起こすその他の状況を防ぐ。これは、肯定的な感情的効果を作り出すことよりも重要視される。 -Ti:グローバルな構造論理。体系的な分析は、世界を理解するために彼らが使用する手段である。彼らは、その機能を支配する普遍的な法則に主に興味を持つ。このため、全ての伝統、慣習、制限は棄却される。あらゆるものが分析、再定義、類推に晒される。彼らが追究する主な目標は、包括的で驚異的、かつ特異な世界観の創造である。あらゆる物事において、一貫性、合理性、公平性の意図が、彼らのビジョンに完全に浸透している。 +Si:ポジティブな快適感。ライフスタイルが苦難に満ちている場合、彼らは自身の潜在能力を効果的に実現することができない。活動のスタイルは、リラックス、自由、利便性によって特徴付けられる。活動が展開される外部の環境との関係は、友好的で愉快なものでなければならない。彼らのグループは常に快適で、自宅にいるかのようにリラックスしており、決して乱暴でも風変わりでもない。 +Ne:有望なアイデア。風の要素に帰属すると考えられるこのクアドラでは、未来や、未開拓の未知の可能性について頻繁に語られる。彼らは救い難い夢想家のように見えるかもしれない。それは正しい。彼らは、地平線を越​​えて誰よりも先を見据え、「クレイジー」な理論を提案し、喜んで議論する。ただし、これらの理論の一部は広く認められることになり、提唱者の死後も残る。 ベータ + Fe:ポジティブな感情を最大化する。小規模のパーティーでさえ楽しむ。このクアドラに常に伴う劇的で荒れ狂う感情を背景に、肯定的な反応に値するような些細な出来事は、全て喜びの機会と見なされ、精神を高揚させる。 + Ti:組織的な論理。彼らは、選択されたプロジェクトに対する発達した義務感、市民権、

モデルA:心理機能②

5.暗示機能 暗示機能は双対を求める機能とも呼ばれる。この要素は主導機能の活動を完全に補完、推進するため、この要素には圧倒され難い。この要素が日常生活に存在するほど、その状態に自然と順応する。この種の情報によって気安く楽しみ、その持続的な存在は心を落ち着かせる心理的効果を生み出す。環境でその不足を感じると、それを自分で供給しようとすることがあるが、すぐに疲れ果てる。動員機能とは異なり、他者からの集中的かつ長期的な供給は積極的に受け入れられる(ある程度、個人の二重化の程度に依存する)。 日常生活において、人はこの機能の使用に深く焦点を合わせ、常に現実のこの側面を通して環境から受け取った情報を消化しようとする。それによって主導機能を補完し、個人が自我の探求について深く理解するだけでなく、より満足するためである。 6.動員機能 動員機能は、 活性化機能 および 隠された思惑の機能 とも呼ばれる。この要素への助けは大いに歓迎されるが、一定の度合いを過ぎると過剰なものと見なされる。暗示機能よりもこの機能を使用する方が快適だが、それでも散発的な使用に留まる。この機能を評価していない相手に、不注意にもそれを向けると、手厳しい反応に出会うことになる。相手はそれを幼児性の発露として受け止めているからである(そもそも人はこの要素を真剣に捉えているので、暗示機能を使用する場合よりもずっと、成熟して熟慮された印象を与えるが)。動員機能における本質的なバランスの欠如により、際限なくそれを甘やかしたり、ひどく無視したりすることがある。これは暗示機能をサポートするために最適な機能である。 この要素が過剰に周囲にある場合、退屈するか、それを忌避することさえある。人はそれを良い生活を送るために必要な部分と考えているが、人生の主要な目標ではない。 7.無視機能 無視機能は、監視機能または制限機能とも呼ばれる。 この要素は主導機能の競合像であり、同じ領域に対する正反対のアプローチを表しているため、人はこの要素をほとんど使用しない。これは個人にとって頑固な頭痛の種として、潜在意識に居座る。したがって、人はそれを無視しようとする。無視機能の使用について他者から指導された場合、それを不必要な情報と見なす。なぜなら、その機能の使い方をよく知っているが、より便利な主導機能を好んで、

モデルA:心理機能①

モデルAの心理機能 機能 は、モデルAを構成する8つの要素であり、各情報要素がタイプごとにどのように現れるかを表す。それらは人の行動の全体的なパターンを決定し、人と他者との相互作用に大きな影響を及ぼす。機能は、情報の側面や情報要素とは異なるものである。 機能は、脳の生物的機能としてまだ特定されていない。これらの包括的な行動と相互作用のパターンが神経学的レベルでどのように現れるのか、誰にも確実にわかっていない。機能とは物理的にある場所に配置されているのか、それとも一種の神経網、または脳活動のパターンなのか?これらの疑問への回答は、ソシオニクスをより科学的なものにする上で大きな問題である。 モデルAによると、各タイプには8つの機能があり、それぞれが各情報要素に対応する。この点で、各タイプに4つの要素しか存在しない標準的なMBTIやユング類型と、ソシオニクスは異なる。誰もが同じ情報要素を知覚し、情報要素と機能の間には1対1の対応があるという仮定を考慮すると、この数は本質的に関係構造によって決定される。 1.主導機能 基本、先導、または単に主機能とも呼ばれる 主導機能 は、個人の最も支配的な精神機能である。それは一般的な用語で、その人の最も快適な思考パターン、人生観、心の状態、行動スタイル、そして肯定的な行動誘因(人が選択した場合に最も精力的に追求するもの)を表現する。人々はこれに基づいて絶えず何の気なしに判断、評価、仮定を行うため、主導機能は対人関係のダイナミクスにとって重要である。これらの意見や判断は、特定の本質的価値を描写し、共通のベクトルや一般的なメッセージを共有する。人と親しくやり取りする場合は、交流を密接で互換性のあるものにするために、このメッセージを受け入れなければならない。 一般的に、主導機能は、最も集中的に情報を認識、処理、生成する。人が主導機能で「話す」または「行動する」とき、強固な自信の感覚を伝え、しばしば断定的に、説得力をもって、誇張を用いて話し始める。 主導機能を適切に発達させることは、一般的に個人の成長に不可欠と考えられている。これには、その基本的な価値観と最も自然で自信に満ちた行動スタイルを、周囲の人々によって受け入れられることが必要となる。職業面では、他者に真の価値をもたらす固有の得意分野を開発するため

二分法:合理と非合理

合理型=Lxx、Exx 非合理型=Sxx、Ixx 合理: ESE、LII、EIE、LSI、LIE、ESI、LSE、EII <定義> ・動き、行動、言葉、感情表現は、他者への直接的な反応である。心身の状態は正しい行動と感情によって決まる。 <知覚> ・心身(直観と感覚)の特定状態を生み出す、正しい行動と感情(論理と倫理)に焦点を当てる。 ・状況に対する期待に従って行動する。予測または計画を立て、行動する。 ・コミュニケーションにおいて言葉と話し方に注意を向ける。 ・言葉、行動、感情に対して即時に反応する。 ・安定した信頼性の高いシステムおよび状況に惹かれる。 <生理> ・角度のある、離散的な動き。 ・内部張力(準備姿勢)。 ・顔と体は直線的かつ角ばっている。 ・直線的なバイオリズム、行動、感情、気分。 ・安定した精神状態。 ・構造化された環境で活躍する。 <感情> ・他者の感情、行動、言葉に即座に反応し、感情は鋭くはっきりしている。 ・気分は変わりにくく、一定の状態。 <強み> ・断固として行動し、安定した状況で正しい進路を保つ。 ・物事を整理する。 ・タスクを完了してから別のタスクを開始する。 <弱み> ・規則が急速に変化する状況に置かれた場合、容易に混乱する。 ・多くの場合、タスクが完了した後にリラックスすることが難しい。 <人間関係の態度> ・行動、感情、愛着、関係の決まり事について話し合う。 ・順次的な関係の進展:「私たちはデートしている」、「今、私たちは付き合っている」、「今、私たちは一緒に住んでいる」 ・感情的および身体的な距離は、直線的に近づいたり離れたりする。 非合理: SEI、ILE、IEI、SLE、SEE、ILI、SLI、IEE <定義> ・動き、行動、言葉、および感情表現は、心身の状態(感情、感覚、および気分)によって決まる。他者の行動に直接反応するのではなく、これらの行動によって引き起こされる心と体の状態に反応する。 <知覚> ・特定の行動と感情(論理と倫理)を生み出す、心と体の正しい状態(直観と感覚)に焦点を当てる。 ・現在の心の状態(衝動性)に従って行動する